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2010年09月17日

早川由美子監督『ブライアンと仲間たち』上映会(東京・高田馬場、09-23)

早川由美子さん
早川由美子監督@「自由と生存の家」(撮影:喜八)


早川由美子監督のドキュメンタリー映画『ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1』上映&交流会が、2010年09月23日(木・祭日)、東京・高田馬場の「新宿区立・戸塚地域センター」で行なわれます。

9/23 早川由美子さんの映画を見る会
(「住まいの貧困に取り組むネットワーク」2010-09-03)

ブライアンと仲間たち』上映後には早川由美子監督によるイギリス留学時代の住宅問題を含めてのトークと参加者との懇談も行なわれます。
現在、早川監督は次回作として「高幡台団地73号棟問題(※)」についてのドキュメンタリー映画を製作中です。
その新作映画の話および高幡台団地住民支援と連帯についての交流も予定されているそうです。

(※東京都日野市の高幡台団地73号棟では「耐震不足」を名目として居住者を公団住宅から追い出そうとしています)


住まいの貧困に取り組むネットワーク」ブログより09/23上映&交流会情報を転載させていただきます。

★転載開始★

9/23 早川由美子さんの映画を見る会

日本ジャーナリスト会議新人賞・受賞作の映画を見る会
(高幡台団地73号棟の住民支援も)

―「ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1」―早川由美子監督作品

と き 《2010年》9月23日(木・祭日)午後1時30分~午後5時 
ところ 新宿区立・戸塚地域センター・地階集会室1
(新宿区高田馬場2-18-1 高田馬場駅徒歩3分)


映画紹介

 「帰りません この戦争が終わるまで」―8年以上国会の前に居続ける男、ブライアン・ホウ

  イギリス反戦運動のシンボル、ブライアン・ホウと彼のサポーターたちを約1年半にわたって追い続けたドキュメンタリー。 
  デモ活動の権利、表現の自由を奪おうとする政府や警察に、たぐいまれなる勇気とユーモアで対抗し続ける彼ら。その姿は、観る人全てに勇気と感動を与える...!
 
 監督・撮影・編集・ナレーション 早川由美子 上映時間97分

 雨宮処凛(作家・プレカリアート活動家)-「殺すな」。ブライアンのあまりにもまっとうな抗議の前で、権力はマヌケさを晒している。映画を見終わって、パーラメント・スクエアに駆け付けたくなった。 


映画監督 早川由美子さん プロフィール

 東京都出身、成蹊大学、ロンドンスクールオブジャーナリズム卒業。
 2007年渡英、ロンドンでジャーナリズムを学ぶ傍ら、反戦活動家ブライアン・ホウ氏らと出会い、彼らを記録することを決意。ロンドンのあらゆるデモ活動に参加、撮影した経験を持つ。
 初監督作品である「ブライアンと仲間たち」は日本ジャーナリスト会議・新人賞(2009年)受賞。

 集会では早川さんが映写を行うほか、イギリス留学時代の住宅問題を含めてトーク。参加者との懇談も行います。
 また、次回作として高幡台団地73号棟問題の映画制作を行っているので、その話や住民支援と連帯についての交流も予定しています。
 〈高幡台団地73号棟問題とは、耐震不足を名目として居住者を公団住宅から追い出そうとしている問題です。〉


呼びかけ】 住まいの貧困に取り組むネットワーク、国民の住まいを守る全国連絡会

〔問合せ・連絡先〕 NPO住まいの改善センター 
          ℡ 03-3837-7611 Fax 03-3837-8450

★転載終了★


以下は、2010年06月27日、東京・四谷「自由と生存の家」で行なわれた『ブライアンと仲間たち』上映&早川由美子監督を囲んでのトークの集いに出席した私(喜八)の感想です(「喜八ログ」過去記事からの再掲)

映画は、見ごたえがありました。
とは、いささか月並みな表現とは思いますが…(汗)。
パーラメント・スクエア抗議活動の中心人物「ブライアン・ホウ」氏はとびきり「濃い」人だとお見受けしました。
なんとも不思議な感触の人物です。
綺麗きれいの「正義の人」だけではない面をもつ複雑な人なのでしょう。
彼だけではありません。
バス運転士の職を投げ打ち、パーラメント・スクエアにテントを張って泊り込み、反戦平和活動を続ける女性「マリア」。
引退したビジネスマンで元共産党員の高齢男性「バニー」。
人形作家の女性「キャロライン」。
などなど「ブライアンと仲間たち」は「濃い」人たちばかりなのです。
頑固な英国人たち、あるいは「イングリッシュ・エキセントリック(イギリスに多いとされる「変人」)」とはこういう人たちのことかな。
映画を観つつ、そう思いました。
ただし、彼ら彼女らは「変人」かもしれませんが、スジは徹底的に通っている。
「ブライアンと仲間たち」の主張は「非道な人殺しは止めろ」これに尽きます。
スジが通らないのは、カネのためには人殺し・幼児殺しすら平然と行なう、軍需産業とそのサポーターたる政府・政治家のほうなのです。
軍需産業とそのサポーター(使用人?)たる政府・政治家、そのまた手先の警察・公務員が「ブライアンと仲間たち」の行動をどうにかして制限しようと、あの手この手で攻めて来る。
わざわざ不便にするために、もともとあった横断歩道を塗りつぶして、なかったことにする。
トイレを有料にして、さらに夕方以降は使用できなくする。
法律を変えて(重大組織犯罪及び警察法の制定)「パーラメント・スクエアの半径1km圏内で抗議活動を行う場合には、事前に警察の許可が必要」とする。
けれども「ブライアンと仲間たち」は決してへこたれず、あの手この手で応戦し、しぶとく抗議活動を続けている…。


早川由美子監督はユーモアと辛らつさを併せ持った、素敵な方でした。
「複眼的な視線」の存在を感じさせる、一筋縄ではいきそうにない、「タダモノではない」印象です。

以下は早川由美子監督の発言から。
英国でデモ・集会を取材するジャーナリスト・映像記録者にはアジア系女性は極端に少ない。
ほとんど自分(早川)1人だけということが多かった。
ただし、そのためもあって警察からは「ノーマーク」だったように思う。
制限されることなくかなり自由にビデオ撮影をすることができた。
警官から「ニンジャ」と呼ばれたこともある。
とはいえ、デモの取材は危険なことも多い(特にロンドンは街路が狭いし、デモ隊の人数が多いので危険度が高い)。
常に「いざとなったら、どうやって逃げるか、どこに避難するか」を考えていた。
大男の機動隊員に押されて2メートルくらい吹っ飛ばされたこともある。
そのため長袖・長ズボン・手袋で身を固め、転倒しても怪我しにくいようにしていた
自分はジャーナリスト志望でイギリスに留学したが、日本にいる頃はデモに行ったことすらなかった。
たまたま「ブライアンと仲間たち」の平和活動と彼らに対する弾圧を目の当たりにして「これは記憶しておかなければならない」という気持ちになった。
しかし最初のうちは「撮った映像を『YouTube』にアップロードしたら面白いかも?」くらいの軽い気持ちだった。
ビデオカメラも一般家庭向けで小型の5万円くらいのものを使っていた。
「ドキュメンタリー映画を製作してやろう!」なんていう気負いはなかった。
日本に帰国してデモに参加してみたら、イギリスとはまた異なっていて、新鮮な驚きがあった。
日本でも「声を上げることが格好いい」風潮になって欲しいと思っている…。


映画『ブライアンと仲間たち早川由美子監督(2009)の予告編です。

映画"ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1"予告編


9/23 早川由美子さんの映画を見る会
(「住まいの貧困に取り組むネットワーク」2010-09-03)


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投稿者 kihachin : 2010年09月17日 12:00

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