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2010年10月30日

「宗教」に関するツイート

花園稲荷神社
花園稲荷神社(東京・上野公園)


Twitter」の「宗教」についての「ツイート」をまとめました。


その前に私の「宗教観」について少しだけ。
私(喜八)はいずれかの宗教を信ずる者ではありません。
とはいえ「無宗教者」「無神論者」でもない…ような気がします。
なんとなく「自分は宗教的なところがある人間ではないか」と感じるところがあります。
でも「神様が存在するかどうか?」と考えてみても…答えは分からない。
まったく、分かりません。
これが嘘いつわりのない、真っ正直なところです。
なので「中立的不可知論者」ということになるだろうと思います。
でも確信的な不可知論者では全然なくて、「とにかく分からない~」というなんとも情けない不可知論者です。

以前は「特定の宗派・教団には属さない、なんとなく神仏混淆教徒」を自認していましたが、この頃ではそれも怪しくなってきました。
仏教・神道に馴染むところがあるのと同時に、自分の中にキリスト教に対する憧れのようなものがあることを自覚し始めたからです。
ちなみに私が現在関心を持っているのは「貧困」「平和」「差別」問題。
これらの問題に取り組む人たちには、キリスト教徒の人が多いようです。
一説には日本のクリスチャン人口は約1%と言われます。
しかし、「貧困」「平和」「差別」に取り組む人たちの中には「約1%」よりずっと多いクリスチャンがいるのは明らかです。
彼女・彼らを見ていると、なんだか「キリスト教っていいかも?」といった気持ちになることもあります。
でも、だからと言って私はクリスチャンになることもできない。
なぜなら…。

佐藤優さん(作家・元外交官)が『神学部とは何か―非キリスト教徒にとっての神学入門』新教出版社(2009、93-94頁)で次のように書かれています。

「自分は本当にキリスト教で救済された」「イエス・キリストこそが救済の根拠だ」ということを腹の底から思わないかぎり、キリスト教徒には絶対なってはいけない。ただ、キリスト教的なものの考え方やその精神は、日本にたくさん存在するキリスト教主義大学、ミッションスクールと言われる中学校や高等学校、キリスト教主義の病院、福祉施設、幼稚園などに具体的にあらわれている。たとえ教会には行ったことがない人や、キリスト教を信じない人も、そういったところから何かキリスト教の良心のようなものを見いだすことができる。

私(喜八)は《自分は本当にキリスト教で救済された》《イエス・キリストこそが救済の根拠だ》とは思えません。
だから、キリスト教徒になることはできないのです。
でも、佐藤優さんの「信者」ということは全然ないですよ。
内心では彼のことを結構批判的に見ていたりします(私も腹黒いのでナイーブになんでもかんでも言ったりはしませんが…)。
ただ《「自分は本当にキリスト教で救済された」「イエス・キリストこそが救済の根拠だ」ということを腹の底から思わないかぎり、キリスト教徒には絶対なってはいけない》という、この佐藤さんの意見には厳密に従ったほうがいい、と感じます。
これは直感的な判断ですが、たぶん間違ってはいないでしょう。

今後ものすごい奇跡的なこと、それこそ「神の啓示」クラスのことがあったなら、あっさり(キリスト教の)洗礼を受けることになったりするのかもしれませんが…。
そういった「奇跡」をあらかじめ期待するわけにはいかないでしょうね。
というわけで、今後も自分は宗教的なところがある人間ではないかと感じつつ「中立的不可知論者」として生きていくことになる…かどうかなんてことは、まあ分かりません(笑)。
なにはともあれ、淡々とマイペースで行くことにします。


HTML(ul・li)生成は「Twilog」の「ソース取得」機能を利用しました。
各ツイートの表記は上から順に「古→新」です。

  • 「喜八ログ」更新 : 佐藤優『神学部とは何か』から 《キリスト教に多大な関心を持ちながらも、「イエス・キリストが、最終的な救済の根拠である」ということをどうしても信じられず、洗礼を受けられない人も数多くいるだろう。こういう人たちはそれだけ誠実に信仰と向き合っているのだから、大きな枠組みの中で言うならば、やはりキリスト教の使信の中にあると言ってよいのであるhttp://ff.im/-cnnQd posted at 2009-12-03 23:49:55
  • 私(喜八)自身はキリスト教徒ではないのですが、このところ佐藤優氏の『神学部とは何か』(新教出版社)を愛読しています。非常に「役に立つ」本だと思います。 posted at 2009-12-04 11:48:47
  • 本来は苦手な「現場」に、このところ足を運ぶようにしているのは、『神学部とは何か』の影響があるかもしれません…。 posted at 2009-12-04 12:02:23
  • 佐藤優『はじめての宗教論 右巻 見えない世界の逆襲』(NHK生活人新書、267頁)から : 《本書は実用書である。私《佐藤優》は、明確な実用的目的をもってこの本を書いた》 posted at 2009-12-11 18:34:21
  • 瀬戸内寂聴さんは『源氏物語』を宗教小説、「出家物語」だと仰っています(たしか)。 posted at 2009-12-13 07:53:05
  • バルト神学入門』エーバハルト・ブッシュ(新教出版社)。佐藤優氏の池袋ジュンク堂書店トークショーのテキストに指定されている本。聖書もまともには読んだことがない非キリスト教徒の私(喜八)が2100円もだして『バルト神学入門』を購入し読んでいる。我ながら不思議な気がする。 posted at 2009-12-13 17:09:03
  • 佐藤優さんは「自分(佐藤)はカール・バルト(神学者)が嫌いだ」と言っていたが、おそらくその言葉は佐藤さん本人を直撃するのではないか…。 posted at 2009-12-19 23:16:41
  • 「喜八ログ」を更新しました : 「たまゆら」火災事件一周忌追悼法要の呼びかけ http://ff.im/-h2W9S posted at 23:18:40
  • 日本のクリスチャン人口は約1%。でも個人的には遥かに多いように感じます。なぜなら野宿者支援や反戦平和活動の分野にはキリスト教徒がとても多いからです。私(喜八)のツイッターTLにもクリスチャンの方が少なくありません。 posted at 2010-07-05 19:16:53
  • @nakamurausagi 佐藤優さんは中村うさぎさんの文章をたしか「宗教的」と表現していたと記憶しています。私(喜八)も同じことを強く感じます…。 posted at 2010-09-28 23:27:26
  • Reading : 「社会慈業委員会ひとさじの会」浄土宗僧侶が中心の会。東京・浅草周辺で、炊き出しでつくったおにぎりの配食、医療品の配布、夜間パトロール、生活相談などを実施 http://hitosaji.jp/ posted at 2010-10-28 16:42:29
  • @ChikachuTamika 「社会慈業委員会 ひとさじの会」 http://hitosaji.jp/ のことは「もやい稲葉剛さんが某所で紹介されていました。かたりな・たみかさんも「ひとさじの会」につながられていたんですね~。 posted at 2010-10-28 19:43:56
  • @ChikachuTamika 台東区・光照院「結の墓」にはまだ一度もお参りに行っていないので、近いうちにお墓参りをしようと思っています。 posted at 2010-10-28 19:46:38
  • @ChikachuTamika 宗教者の野宿者支援はキリスト教の方が多いように思います(日本だけでなく世界的?)。「ひとさじの会」のような仏教の若いお坊さんが野宿者支援を始められたこと、各宗教の方々が連携・協同する姿に希望を感じます。 posted at 2010-10-29 08:17:37
  • @ChikachuTamikaもやい稲葉剛さんと知り合うきっかけになったのは東京・四谷麹町教会(聖イグナチオ教会)での講演会でした。とはいえ私はキリスト教徒ではなく稲葉さんも違うと思いますが…。稲葉剛さんには仏教・キリスト教を超えた《聖職》のイメージがありますね。とは言い過ぎかもしれませんが…(^^; posted at 12:18:33


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投稿者 kihachin : 2010年10月30日 12:00

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