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2010年11月03日

「派遣ユニオン」新執行委員長に見留洋子さんが就任!

見留洋子さん
見留洋子「派遣ユニオン」執行委員長


派遣ユニオン」新執行委員長に見留洋子《みとめ・ようこ》さんが選出されました。

以下は「派遣ユニオン ブログ」からの転載です。

派遣ユニオン・新委員長誕生
昨日(《2010年10月》30日)、ユニオン運動センター(UMC)において派遣ユニオン第6回定期大会が開催されました。約70名が参加。大盛況でした。
派遣ユニオンの設楽委員長のあいさつに続いて、来賓としてお越しの全国ユニオンの鴨会長、東京ユニオンの渡辺委員長、東京管理職ユニオンの鈴木書記次長があいさつ。
続いて派遣ユニオンの来期の方針や予算などを確認。
王城ユニオン自主営業闘争の解決報告やKDDIエボルバユニオンの解雇撤回への支援要請がありました。
続く役員選出で、見留洋子(みとめ・ようこ)新執行委員長が誕生しました。
今後、新委員長のもと、派遣ユニオン一丸となって闘っていくことを確認しました。

見留洋子派遣ユニオン」新委員長は、2006年11月「KDDIエボルバユニオン」が結成されて以来、女性労組の委員長として巨大企業「KDDI」の不当労働行為と戦い続けてきた方です。
KDDIエボルバユニオン」は会社(KDDIエボルバ)からの「交通費支給廃止」「1年契約を3ヵ月・6ヵ月の細切れ契約に」「深夜・早朝手当ての減額」などの一方的な労働条件の不利益変更に対抗するため、2006年11月24日に結成されました。
組合結成後、見留委員長と組合員は会社側から嫌がらせ・パワーハラスメントを受け続けてきました。
1人だけ別室に呼び出され、拘束された上での問質を強いられる。
議員会館・院内集会での発言に対して「名誉毀損で訴えるぞ」と恫喝される。
これらの度重なる拘束・問質・恫喝に屈することなく、戦い続けてきたのが見留洋子委員長と「KDDIエボルバユニオン」組合員です。
しばらく前、私(喜八)は「エボルバユニオン」メンバーの或る方から「うちのユニオンの委員長は見留さん以外の人では絶対につとまらない」とお聞きしたことがあります。
それだけ過酷なポジションだということですね。

じつは以前から「将来、見留洋子さんは『派遣ユニオン』委員長になるのではないだろうか。なんと言っても『エボルバユニオン』は圧倒的に凄い戦いを続けてきたし、『派遣ユニオン』は女性組合員が多い労組だから」なんて知人たちと密かにウワサをしていました。
なお《知人たち》は「派遣ユニオン」ではない、女性労働運動に関わる人たちです。
私たちの予想は思っていたより、かなり早く実現することになりました。
見留洋子新委員長と「派遣ユニオン」は今後も「非正規労働者」への差別的待遇改善を求める戦いを続けるでしょう。
更に「女性労働者」に対する差別撤廃の方向にも動き出すのだろうと予測します(ほぼ確実に当たりそうな予測です)。

今後とも「KDDIエボルバユニオン」および「派遣ユニオン」を応援させていただきます。
私(喜八)はパワーはあまりないのですけれど、しつこさはありますので「KDDIエボルバユニオン」と「派遣ユニオン」が「勝つ」まで応援します。


KDDI」株式会社は2010年09月30日付けで「国際オペレータ通話(※)のほとんどのサービスを廃止し、それまで勤務していた国際オペレータ(電話交換手)50人を全員解雇しました。
これは「国際オペレータ通話」の必要性・公共性を軽んじ、「通信弱者」を完全に無視した大暴挙でした。

(※「国際オペレータ通話ってなんだろう?」と思われる方は当エントリ後半の解説にぜひお目通しをお願いします)

そんな反社会的企業「KDDI」に「NO!」を突きつけるため、「auボイコットキャンペーン」が10月01日から継続して実施されています。

また「国際オペレータ通話復活と不当解雇撤回を求めるシンポジウム」が、2010年11月05日(金)18:30~、東京・市谷の「自治労会館」6階会議室で開催されます。【アクセス
「国際オペレータ通話」の公共サービスとしての重要性、解雇の不当性をテーマにしたシンポジウムです。


以下は「国際オペレータ通話ってなんだろう?」と仰る方のための解説です。

国際オペレータ通話」とは、生身のオペレータ(交換手)が24時間態勢・日本語対応でお取次ぎする国際電話サービスです。
日本では「KDDI」ただ一社がサービスを提供していましたが…。
そのほとんどのサービスが2010年09月30日付けで廃止されてしまいました(一部は存続)。

近年は国際電話の場合も「直通ダイヤル(001-010など)」が多く利用されていますが、現実に「国際オペレータ」を必要とするケースもけっして少なくないのです。
たとえば以下のような場合です。

  • 海外で自然災害・テロなどが発生した際の安否確認の手段として利用されてきました。今年(2010)04月アイスランド火山噴火のときも国際オペレータたちがフル稼働で安否確認作業を行ないました。
  • 「海外にいる家族が事故に遭った!」「(海外の)病院にいるはずの家族と一刻も早く連絡をとりたいが、本人と連絡がつかない!」。このようなときは国際オペレータが「指名通話」でつないでくれました。ご本人が電話口にでる前の待ち時間は料金に加算されません。
  • 海外で日本人が犯罪・事故などの被害に遭った場合、日本の大使館は独自で対処することは少ないのです(あなたがいわゆる「大物」であれば別ですが…)。多くの場合、大使館は「国際オペレータ通話」を紹介してトラブル対処してきました。
  • 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)在住の日本人妻たちからもコレクトコール(日本の家族の着払い)が多く利用されてきました。まさに電話回線が「命綱」を果たしている例です。
  • 海外から日本に来た外国人添乗員から、日本語での問合せや、国際コレクトコール申し込み件数も増えていました。
  • 漁船からの問い合わせも多い。これも文字通り「命綱」です。

以上のように「国際オペレータ通話」は、日本から海外へ、海外から日本へ、いざというときの「命綱」として利用されてきた実績がありました。

「国際オペレータ通話」の歴史は長く(日本では76年)、各国のオペレータは業務を通じた強い信頼関係を築いてきました。
「言語援助」「接続援助」などの助け合いを日々行ない、国境を越えた人と人とのつながりを保守しているのが世界各国の国際オペレータさんたちなのです。
KDDI」が国際オペレータ通話サービスの多く尾を廃止したことにより、そうした歴史のあるネットワークから日本が外れてしまうという異常事態になったのです。

「先進国」と呼ばれる、たとえば「G8」参加諸国で国際オペレータを廃止した国はありません。
国際オペレータ通話がないのは、交戦中の国や政情不安定など一部の国々だけだそうです。

それにもかかわらず。
KDDI」は「国際オペレータ通話」のほとんどのサービスを2010年09月30日をもって廃止し、それまで勤務していた国際オペレータ50人を全員解雇しました。
命綱」としての「国際オペレータ通話」の多くのサービスが、顧客と国民を無視して、通信弱者を切り捨てて、一方的に廃止されてしまったのです。
このままでは、日本社会・国家の在り方が大きく歪められ、将来に大きな禍根を残すことになってしまいます。

KDDI」と子会社「KDDIエボルバ」は「国際オペレータ通話サービス」を一刻も早く復活させてください!



auボイコットキャンペーン飯田橋編


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郵政民営化凍結

郵政民営化凍結」TBキャンペーンを行なっています。
どうぞ、お気楽にご参加ください。


投稿者 kihachin : 2010年11月03日 12:00

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