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2011年10月17日

『枝元なほみの料理がピッとうまくなる』

『枝元なほみの料理がピッとうまくなる』
枝元なほみの料理がピッとうまくなる』ちくま文庫(2009)

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枝元なほみの料理がピッとうまくなる』ちくま文庫(2009)を紹介するエントリです。

枝元なほみさんのこの本、「超」お勧めです。
料理にまつわるヒントの数々、個性的なレシピ集、自伝的エッセイと盛り沢山。
全てのページに「実用的に役立つ情報」と「感動」があります。
特に自伝的エッセイ部分が猛烈に面白い!
テレビのみで枝元さんを知っている人は目からウロコが落ちるんじゃないかな~。
巻末の伊藤比呂美さん(詩人・作家)による「解説 反家庭革命軍」も凄すぎます。
文庫としてはちょっと高価ですけど(※税込み882円)、自信をもってお勧めできる一冊です。


枝元なほみさんのあだ名は20代のころから現在までずっと《ねこちゃん》だそうです。
そして「ねこちゃん」こと枝元なほみさんは「猫を拾う人」です。
初めて飼った猫》の名が《けむり》。
ある劇団の稽古場に捨てられていた猫で、なかなか人になつきませんでした》と『料理がピッとうまくなる』135頁にあります。
なぜか「猫を拾う人」たちとの縁に恵まれ、「猫を拾う人」たちと次々と知り合い、「あれよあれよ」と思っているわたし(喜八)ですので、枝元なほみさんも「猫を拾う人」であったのは嬉しい驚きでありました。


ところで、枝元なほみさんの話し方について。
あれは猫なで声の『ぶりっこ』じゃないの?」という方も一部にいらっしゃるようです。
枝元さん自身も次のように書いています(同書216頁)。

テレビに出ただけで、なぜ見ず知らずの人からこんなにひどいこと言われなくちゃならないんだろう。会ったことも、そばにいたことも、口をきいたこともない人なのにっ、と思って。

わたし(喜八)の周囲の人たち、特に女性からそういう声を聞くことが時々あります。
あれ? 枝元なほみさんって、女性に評判が悪いの?
と(一瞬だけ)思ったりもしますが…。
わたし自身はずっと以前から「あれは地(ぢ)では?」と感じていました。
今回、『枝元なほみの料理がピッとうまくなる』を拝読して、「やはり地(ぢ)だ」という確信を深めました。
枝元なほみさんは決して「ぶりっこ」なんかではないゾ、と。


というわけで、詩人・伊藤比呂美さんによる枝元なほみさん評です。
ともに二十代前半の頃に初めて出会ったときのことから書かれています(同書266-267頁)。

 変な、不思議な、女でありました。
 人間ばなれしてました。
 格好も普通じゃなかったし、表情もしゃべり方も声も、たぷたぷして、要領をえなくて、なかなか先にすすまなくて、しかし辛抱して聞いてると何か深いこと、知らなかったこと、どぎついことが伝わってくるので、無視できない。同世代でここまで変なのは初めて見ました。おどろきでした。大丈夫か、と思いましたが、大丈夫だったのはごらんのとおりです。

伊藤比呂美さんによる「解説 反家庭革命軍」は友情溢れるまさしく名文ですが、もしかしたら枝元さんは上の表現にちょっと傷つかれるかもしれませんね。
なので、畏(おそ)れ多いことではありますが、伊藤比呂美さんの名文の行間(ぎょうかん)をボンクラなわたし(喜八)が忖度(そんたく)させていただきました。
(伊藤比呂美さん、ごめんなさい)
「ねこちゃん」との友情を深めつつ、伊藤比呂美さんは次のように感じられたのではないか、と…。

すごい!
見たことも聞いたこともないような凄いおんなだ!
I really appreciate you!


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投稿者 kihachin : 2011年10月17日 12:00

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