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2011年10月05日

マルティン・ニーメラーの警鐘(※いまの日本にこそ必要)

マルティン・ニーメラー
マルティン・ニーメラー(1892-1984)


ナチスドイツの弾圧を経験したマルティン・ニーメラー(キリスト教プロテスタント神学者・牧師/1892-1984)の詩を紹介します。
いまの日本にこそ必要な警鐘だと思います。

ナチ党が共産主義を攻撃したとき、私は自分が多少不安だったが、共産主義者でなかったから何もしなかった。ついでナチ党は社会主義者を攻撃した。私は前よりも不安だったが、社会主義者ではなかったから何もしなかった。ついで学校が、新聞が、ユダヤ人等々が攻撃された。私はずっと不安だったが、まだ何もしなかった。ナチ党はついに教会を攻撃した。私は牧師だったから行動した――しかし、それは遅すぎた。
マルティン・ニーメラー
ミルトン・マイヤー『彼らは自由だと思っていた
田中浩・金井和子訳、未来社、一九八三年より

(※『デモクラシーの冒険』テッサ・モーリス-スズキ+姜尚中、集英社新書、2004よりの孫引き)


最近頻発している警察・検察による不当逮捕・弾圧は「社会の癌」だ。
現時点では警察・検察こそが日本社会を毀損している。
「亡国に直結するような暴走行為は止めて頭を冷やせ!」と言いたい。
そして「普通の人たち」にも申し上げたい。
たとえ自分とは政治的な立場が異なる人であっても、無法な弾圧を受けているのを見過ごしてはいけません。
自分は「普通」だから警察に弾圧されない、彼らは「普通じゃない」から弾圧されてもしかたない
もしこのような認識がもしあるとしたら、人々の間に「見えない境界」を作り出してしまうことになります。
別の言い方をすれば権力者による「分断工作」にまんまと載せられることになりかねません。
分断された社会はマルティン・ニーメラーが指摘したように加速度的・拡大的に劣化していき、ついには全ての人にとって《遅すぎ》るときがやってくる。
そのような危機感が必要な時代ではないでしょうか…。


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投稿者 kihachin : 2011年10月05日 12:00

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