【お勧めの本】深尾葉子『魂の脱植民地化とは何か』青灯社(2012) 更新!

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2012年01月03日

支援と支配の関係、気になる文章をブックマーク

地域猫
(※写真はクリックすると大きくなります。記事とは関係ありません)


支援と支配の関係」に関して、気になる文章をブックマークしました。


宮地尚子さん(みやじ なおこ/精神科医・一橋大学大学院教授)
震災トラウマと復興ストレス』岩波ブックレット(2011)から。

被災者にとって気になるのは、善意だとわかってはいるけれど、支援者からだんだん支配されていく、牛耳られていく感覚かもしれません。この支援と支配の関係はくせ者です。
助けられる人と助ける人との間には、屈辱感と優越感がどうしてもつきまといます。


熊谷晋一郎さん(くまがや しんいちろう/脳性まひ当事者・電動車いすユーザー・小児科医)
熊谷さんの Twitter (2011年12月27日)から。

《※一部省略》介助現場にある支配ー被支配、暴力、依存などの問題群から目をそらさないことは、自立概念の更新にとって必要だと感じます。あいまいな表現ですが、問題解決を目指さない「正直さ」を交わすだけの「いいっぱなし、ききっぱなし」の場を作れたらと。


島しづ子さん(しま しづこ/名古屋堀川伝道所牧師・障がい者のためのホームを運営)
ウェブページ「パンのみにて生きるにあらず」から。

「支配はしないこと」
どこの家庭も共同体も支配がはびこると居心地が良くないこと


信田さよ子さん(のぶた さよこ/臨床心理士・原宿カウンセリングセンター)
脱常識の家族づくり』中公新書ラクレ(2001)から。

かわいそうな人を救う人になるというのは、快感なのです。同時にこれは非常に高級な支配です。支配にもランクづけがあって、これはおそらくトップでしょう。そして、一番やっかいでもある。


本田哲郎さん(カトリック司祭・釜ケ崎反失業連絡会)
聖書を発見する』岩波書店(2010)から。

炊き出しに並んで、ご飯を食べなければならない、そのことがどれほどつらい惨めな思いを強いるかということを、差しだす側はついうっかり忘れる。「こんな姿、むすめにだけは見られたくない」と言った労働者のことばを、イエスはだれよりも分かる人だったはずです。


中村あずささん(なかむら あずさ/社会福祉士・世界の医療団)。
ウェブページ『「あいつ死んだんじゃないか?」世界の医療団ホームレス支援活動。』から。

《質問》ー活動をする上で一番気をつけていることは何ですか?
中村 「支援者」として関わるというのは、どうしても相手に対して「パワー」を持ってしまうのです。特に気を付けているのは、できるだけ対等なコミュニケーションを目指すことです。「支援」を全面に押し出すと失礼なコミュニケーションになってしまうことがあります。


ベル・フックスさん(bell_hooks/米国の著述家・ブラックフェミニスト)
フェミニズムはみんなのもの―情熱の政治学(Feminism is for Everybody)』新水社(2003)から。

支配のあるところには愛は存在しえない。
Love can never take root in a relationship based on domination and coercion.


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(※上の猫画像は「ImageChef イメージクリエーター」で製作しました)


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投稿者 kihachin : 2012年01月03日 12:00

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