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2012年05月31日

緊急記者会見「どうなる? 生活保護」(報告)

2012年05月30日に行なわれた緊急記者会見「どうなる? 生活保護」(主催: 生活保護問題対策全国会議)にわたし(喜八=中村順)も行ってきました。
以下5枚の写真撮影はわたしです。
今回はクリックしても大きくなりません。

緊急記者会見「どうなる? 生活保護」

記者会見「どうなる? 生活保護」は緊急に行なわれたにもかかわらず、多くの記者・ジャーナリストが会場いっぱいに詰めかけました。
新聞・通信社・テレビ・OurPlanet-TVレイバーネット日本DROPOUT TV ONLINEなど各メディアの記者さんたち。
およびフリージャーナリストの雨宮処凛さん・清水直子さんたちのお姿を確認しました(※あくまでわたしの個人的な確認です)。
写真は記者会見・第一部冒頭の様子です。
わたしたちの声(こえ)をきいてください!!》バナーを背にした、向かって左から後閑一博さん(司法書士・ホームレス総合相談ネットワーク)、稲葉剛さん(NPO法人もやい)、林治さん(弁護士)、藤田孝典さん(NPO法人ほっとプラス)、画面右側でビデオカメラを構えているのが水島宏明さん(ジャーナリスト・大学教授)。
記者会見・第一部は以上の方たちの発言とそれに続く質疑応答、第二部は生活保護利用当事者の会見と質疑応答でした。
記者会見・第一部の様子はYouTube動画ダイジェスト版で観ることができます。
次の「OurPlanet-TV」ウェブページをご覧ください。

「命の問題だ」生活保護バッシングに緊急会見
(OurPlanet-TV)

また以下は貧困問題に真摯に取り組まれている稲田雅文「中日新聞」記者による関連記事です。

生活保護の扶養義務 運用厳格化を危惧 申請抑制、餓死・孤立死招く
(中日新聞)


後閑一博さん・稲葉剛さん・林治さん

後閑一博さん(司法書士・ホームレス総合相談ネットワーク)、稲葉剛さん(NPO法人もやい)、林治さん(弁護士)。
後ろにかかっている《わたしたちの声(こえ)をきいてください!!》バナーは2011年08月10日に行なわれた生活保護利用者当事者デモの際にデビューしたものです。
「いまどき当事者の声も聞かずに政策を決めるなどありえない」
「政治家・官僚はまず最初に当事者の声を聞いてください」
という気持ちを訴えています。


藤田孝典さん・水島宏明さん

藤田孝典さん(NPO法人ほっとプラス)、水島宏明さん(ジャーナリスト・大学教授)。
記者会見・第一部では以上5人の方たちが生活困窮者支援スタッフ・法律家・ジャーナリストの立場から、いま生活保護制度を巡って「自民党政治家によるバッシング」「メディアによる過熱報道」がなされていることへの批判的意見が述べられました。
バッシング対象となっているタレントKさん母親の生活保護は「不正受給」ではないこと(法に則った適正な需給)。
それにも拘わらず、あたかも「不正」であるような報道がなされていること。
特にテレビ報道に「偏見」「事実誤認」「役所情報の垂れ流し」「人権侵害」が横行していること。
これらは自民党・民主党・メディアが結託した「出来レース」ではないか、とさえ思えること。
などなどの意見が述べられました。
記者会見のダイジェスト動画は(先にも述べましたように)「OurPlanet-TV」サイトで観ることができます。
また「生活保護問題対策全国会議」と「全国生活保護裁判連絡会」による声明「生活保護制度に関する冷静な報道と議論を求める緊急声明」と、「生活保護問題対策全国会議」による文書「扶養義務と生活保護制度の関係の正しい理解と冷静な議論のために」も、現在進行中の「異常事態」を理解するために役立つ資料です。
是非ご参照ください。


わたし(中村順)の個人的意見を少しだけ述べます。
生活保護制度の「改悪」が現実化されると、多くの人たちの「生きづらさ」も悪化し、結果として少なからぬ人たちが「死」に追い込まれるかもしれない。
いや、現在すでに異常な報道によって苦しめられている人たちが少なからずいます。
苦しい、きつい、不安だ」「怖くて外にでかけられない」「世間の人から『お前など死ね』と言われているようだ」「このことについて一緒に話せる人がいない」「生活保護制度が改悪されたら、自分は自殺することになるだろう」という声がわたしの耳にも届きます。
それらの声を発した人の中にはわたしが友人・なかまと感じている大切な人たちも含まれています。
そして事態はわたし自身にとってもけっして「他人ごと」などではありません。
いつなんどき、生活保護制度を利用しなくてはいけなくなるか、そんなことは(たぶん誰にとっても)分からないことだからです。
わたしもれっきとした「貧困の当事者」です。
いま自民党・民主党・新聞・テレビなどが一丸となって行なっている(としか思えない)卑劣な「生活保護バッシング」。
このような「憎悪の政治家」「憎悪のジャーナリスト」たちには、いずれ何倍何十倍の憎悪が帰っていくでしょう(因果応報)。
けれども、「憎悪の政治」「憎悪のジャーナリズム」が実行される過程で犠牲にされる人たちが出てしまっては、取り返しはできない。
とにかく、わたしも徹底的にしつこく・したたかに「NO!」を言い続けることにします。
「憎悪の政治家」「憎悪のジャーナリスト」連中なんかには、けっして負けないぞ!

(※エントリが長くなりましたので、記者会見・第二部《生活保護利用当事者の発言》に関してはまた別エントリを書くことにします)


以下の写真2枚はJR神田駅周辺の風景です。
記者会見「どうなる? 生活保護」とは直接の関係はありませんが、「資料」としてアップロードしておきます。

JR神田駅西口

JR神田駅西口付近。


神田駅から

神田駅から記者会見会場「サニー貸会議室」に向かう途中。


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投稿者 kihachin : 2012年05月31日 12:00

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