【お勧めの本】深尾葉子『魂の脱植民地化とは何か』青灯社(2012) 更新!

« 渋谷区の「野宿者一斉排除・炊き出しつぶし」に抗議する緊急デモ(東京・渋谷、07-07) | メイン | 渋谷区による野宿者排除、炊き出しつぶしに抗議する! 緊急デモ(後半) »


2012年07月08日

渋谷区による野宿者排除、炊き出し潰しにNO! 緊急デモ(前半)

2012年07月07日、《渋谷区による野宿者排除、炊き出し潰しにNO! 緊急デモ》に参加してきました。
その際に撮影した写真をアップロードします。
(※エントリが長くなりましたので「前半・後半」の2回に分けることにしました)


以下(前半)5枚の写真撮影はわたし(中村順)です。
写真はクリックしても大きくなりません。

みやしたこうえん

みやした こうえん MIYASHITA PARK》。
この文字はかつては《渋谷区立 宮下公園》でした。
弊ブログ以下のページに写真があります。

 宮下公園の写真(2010-10-07撮影)
 (喜八ログ)

ところが、渋谷区が「ネーミングライツ(命名権)」概念を拡大解釈(濫用)して区立公園を「ナイキジャパン」の手に委(ゆだ)ねてしまったのです。
これは、公共空間(宮下公園)を一私企業の欲しいままにさせるということであり、「公(おおやけ)」の私的蚕食(さんしょく)です。
到底信じられないような暴挙、反社会的行為だとわたし(中村順)は思います。
大勢の人々が「公(おおやけ)」を勝手に欲しいままにするなら、社会なんて成り立ちません。
その意味で暴挙であり反社会的行為であると見做すのです。
まあ、渋谷区長・桑原敏武(くわはら としたけ)氏ら関係者はそうは考えなかったのでしょうけれど…(あるいは何も考えていないのか)。
いずれは正しい評価が下されるときが来るはずです。
桑原敏武氏は、その日が来るまで、ぜひとも長生きしてくださいね(笑)。


宮下公園

小雨降る中、宮下公園原宿側で、デモスタート前の集会。
渋谷区による「野宿者一斉排除・炊き出しつぶし」に抗議するデモです。
06月11日、渋谷区は区立美竹公園・区役所地下駐車場・公衆トイレ前などを寝場所にしている人たちを予告なしに強制排除しました。
また美竹公園・区役所地下駐車場が閉鎖されたため、これらの場所でボランティアが行なっていた「炊き出し」の存続が困難になっています。
この渋谷区による強制排除・公共空間の閉鎖は日本国憲法第25条で保障されている「生存権」を否定する行為である疑いが濃厚です。
生活に困窮し、「住まい」を失い、生存すら困難になっている人たち。
彼らを追い出すのは、《あとは勝手に死ね》と言っているにも等しい蛮行、「暴力」そのものでしょう。
わたし(中村)は端的に「人殺しはやめろ! 人殺しに準ずる行為はやめろ!」と言いたい。


渋谷区は屋根を貸して!! 梅雨空の下、(空っぽの駐車場の)寝る場所がなくて困っています!!》。
段ボール製のプラカードです。
持っているのは東京山谷(さんや)地区で野宿者支援活動をされているキリスト教プロテスタントの牧師Nさん。
N牧師とわたしは昨年(2011)08月10日に行なわれた生活保護利用当事者デモで知り合いました。
なお、このプラカードを制作したのはNさんではなくて、渋谷区役所地下駐車場(通称:ちかちゅう)で炊き出しなどの支援活動をされてきた「聖公会野宿者支援活動・渋谷」の方がつくられたものだと思います(※「聖公会」はキリスト教・イングランド国教会に属する教派です)。
N牧師いわく「多くの教会では一部の人たちが、野宿者など困窮している人たちの支援に、熱心に取り組んでいます。ただし、全てのクリスチャンがそうだというわけではありません」…。


渋谷解放》。
竹に工事用養生シート(ブルーシート)でつくられた短冊。
七夕デモグッズですね。
アーティストのいちむらみさこさんが持っていました。
なお、いちむらみさこさんの文章「誰のものでもない場所で暮らす」が岩波書店発行の雑誌「世界」2012年8月号268-271頁に掲載されています。
ノラ NORA Tokyo そして、ノラは「家」を出ました。 WOMEN HOMELESS NETWORK》。
渋谷区や日本中各地で頻発している野宿者排除・炊き出しつぶし、そして全ての人が持つ「住まいの権利」「生存権」に関心のある方は、ぜひいちむらさんの文章を一読ください。


空き缶オブジェ

ここまでが、デモスタート前の集会、宮下公園原宿側での撮影です。
空き缶と透明カサでつくったオブジェ。
野宿生活をしている人は空き缶集めをして生活費を稼いでいる人が少なくありません。
けれどもアルミ相場は長期低迷しています。
そのため空き缶集めに従事する労働者の収入は減少傾向にあります。
また、複数の行政によって、個人が空き缶や古紙を回収することを禁止する条例がつくられています。
行政が罰則を設けるなどは、法律的には相当に問題があります(あるいは違法?)。
このような非常識で冷酷な「野宿者いじめ」が横行しているのが、日本の現状なのです。
写真向かって左側には舞踏家の女性が《みんなの公園とり戻そう フェンス封鎖(ふうさ)を解いて》のぼりを用意しています。
さて、そろそろデモ出発のときです!

後半に続きます


スポンサードリンク


関連ページ


Amazon : 生活保護


投稿者 kihachin : 2012年07月08日 12:00

« 渋谷区の「野宿者一斉排除・炊き出しつぶし」に抗議する緊急デモ(東京・渋谷、07-07) | メイン | 渋谷区による野宿者排除、炊き出しつぶしに抗議する! 緊急デモ(後半) »



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://kihachin.net/klog/mt-tb.cgi/4665