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2012年09月24日

自民党は「世襲利権保守党」であり、その本義は「とのさま政治」である

2012年09月19日 自民党総裁選 候補者会見


自民党は「世襲利権保守党」であり、その本義は「とのさま(殿様)政治」である》

ということを、わたし(中村順)は5年ほど前から主張しています。
くわえて、

そんなことはもうやめようよ、サヨナラとのさま政治!

という提言もしております。

けれども。
日本における「とのさま政治」は、まだまだシブトクその命脈をたもち続けています。
この滑稽かつ暗澹(あんたん)たる事実がまざまざと可視化されたのが、このたびの「自民党総裁選」です。

安部晋三・石破茂・石原伸晃・林芳正・町村信孝(※五十音順。敬称は略させていただきました)。

5人の立候補者全員が、世襲「二世」「三世」「四世」。
彼らこそ「とのさま政治」の申し子であり、プリンスです。
さらには歴代自民党総裁を遡(さかのぼ)っても世襲政治家のオンパレード。
自民党は「おれらはこれからもずっと『とのさま政治』で行くかんね」と宣言しているのもおなじです。

(※09月26日追記: 世襲三世議員の安倍晋三氏が自民党新総裁に決定しました。これにより、自民党の「とのさま」政治路線継続が決定的に確定したといえるでしょう)

作家で元外交官の佐藤優氏(さとう まさる)が指摘するように、現在は「新・帝国主義」の時代、国家間の「食うか食われるか」の時代でしょう。
日本は、世界は、問題山積。
ひとつ間違えれば、地獄の谷底(たとえば「第三次世界大戦」)にだって落ちかねない。

この危急のとき、劣悪な政治家の弊害が大きいのは言うまでありません。
いまや、世襲とのさま政治家テレビタレントなどに国政を委(ゆだ)ねるのは、集団的自殺行為に等しいのではないでしょうか。

まあ、日本は自由主義の国でありますから…。
世襲政治は素晴らしい」「『とのさま政治』こそ、バラ色の未来を拓く」なる信念をお持ちの方々は、恥じることなく、選挙で世襲候補に一票を投じればよろしい。

だが。
もし、あなたが「自分が所属する社会をいまより良いものにしたい」という尊い信条をお持ちであるなら、世襲候補に投票するのはやめたほうがよろしいかと思います。
それは、わたしたち一人ひとりができる、社会改革の第一歩であり、「隣人愛」の実践です。


念のため、以下の2点について補足しておきます。

  1. わたしは「支持政党なし」です
  2. 全ての世襲議員が「ダメ」ではありません

1. 自民党を批判をするからと言って、わたしは民主党あるいは他の政党を支持する者ではありません。

わたしは文字通りの「支持政党なし層」に属します。
また、選挙とは「良い政治家」を選ぶものではなく、「劣悪で弊害の多い政治家」を選ばないためのものであると考えています。
自民党所属の議員が全員ダメとは思っていません。
いうまでもなく、マトモな議員も少なからずいるでしょう。
しかし「政党」としては歴史的役割を終え、いまやダメダメ状態なのが自民党、さらにダメダメダメなのが日本維新の会という認識を持っています。
万が一、自民党と日本維新の会による野合政権成立⇒福祉制度切り捨て(いのちの切り捨て)・市場至上主義経済の深化(悪質化)・原発推進・在日米軍基地恒久化・対米従属関係の深化(悪質化)・植民地的状況下での憲法改悪…なんて事態になったら?
日本はほんとうに「お終い」かもしれません。

2. 世襲政治家の全員がダメとは考えていません。

中にはマトモな議員もいるでしょう(ここでは敢えて具体的なお名前は挙げませんが…)。
日本における世襲議員の跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)は確実に政治の質を下げ、結果、日本社会が危機的状況に陥っていることが問題なのです。
世襲であろうと、なかろうと、マトモな政治(もしくはマシな政治)をやってくれればいいのです。
が、多くの世襲議員にそれを期待するのは無理な相談だろうと思います。
「意欲」や「姿勢」の問題ではなく、「能力」が欠けているからです。


以下は弊ブログ「世襲政治」関連エントリの一部です。


自民党は「世襲利権保守党」であり、その本義は「とのさま(殿様)政治」である》

そんなことはもうやめようよ、サヨナラとのさま政治!


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投稿者 kihachin : 2012年09月24日 12:00

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