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2012年11月15日

宇都宮健児弁護士と宮部みゆきさんの『火車』

「STOP!生活保護基準引き下げ」アクション
「STOP!生活保護基準引き下げ」。向かって右端が宇都宮健児さん


宮部みゆきさん(みやべ みゆき/小説家)の『火車(かしゃ)』新潮社(1992)は「消費者金融・多重債務問題」をテーマとした傑作長編ミステリーです。
この小説に登場する「溝口悟郎」弁護士は宇都宮健児さん(うつのみや けんじ/弁護士・前「日本弁護士連合会」会長)をモデルにしています。
ほとんどそのまま、の人物描写だそうです。

クレサラ問題」の被害者になるのは、特別にだらしない人たちというわけではない。
現代社会に生きる私たちの誰もが多重債務の罠に陥る可能性がある。
そして多重債務問題は弁護士など専門家の手を借りることで、必ず解決できる
たかが「カネ」のために、死ぬ必要は絶対にない
「金利」のために多くの人が命を失うような社会はおかしい。

宇都宮健児弁護士も小説中の「溝口悟郎」弁護士も、このような強い正義感・使命感に従って職務をまっとうする、本物のプロフェッショナルです。
ただし、小説の「溝口」氏は宇都宮弁護士より20歳以上年上の設定みたいなので、現時点(2012年11月)においても、宇都宮さんのほうが若いようです。

これらに関しては宇都宮健児さんの『反貧困 半生の記』花伝社(2009)収録の宇都宮×宮部対談で語られています。
なお、宮部みゆきさんが宇都宮健児さんの事務所で勤務していたことがある、というのは間違った情報だそうです。

以上「モデル」の話はわりと有名ですが、まだ知らない方もいらっしゃるようですので、紹介させていただきました。


当エントリトップ写真の解説です。
某日都内某所で行なわれた「STOP!生活保護基準引き下げ」作戦会議にて。

写真向かって右側から、
宇都宮健児さん(うつのみや けんじ/弁護士・「反貧困ネットワーク」代表・前「日本弁護士連合会」会長)
田川英信さん(たがわ ひでのぶ/労働組合専従)
小久保哲郎さん(こくぼ てつろう/弁護士・「生活保護問題対策全国会議」事務局長)
尾藤廣喜さん(びとう ひろき/弁護士・「生活保護問題対策全国会議」代表幹事)
です。

生活保護利用当事者も参加するこの会議で「STOP!生活保護基準引き下げ」の具体的な方向性が固められ、いま様々なアクション──署名集め・ビラ配り・ポスティング・ロビーイング・街頭および関連官庁前でのアピール・傍聴・ウェブ広報11/6シンポジウム・12/4市民大集会──などが全国規模で展開されています。


STOP!生活保護基準引き下げ」公式サイト

署名ページオンライン署名可/署名用紙ダウンロード可)
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呼びかけ人からのメッセージ
 宇都宮健児さんも呼びかけ人のひとりです。

生活保護基準引き下げのどこが問題?Q&A
 市民生活全体が大きな影響を受けると予測されています。

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投稿者 kihachin : 2012年11月15日 12:00

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