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2013年06月17日

「市民の意見」2013年6月号(発行:市民の意見30の会・東京)にわたしの小論を掲載させていただきました

「市民の意見」NO.138 2013年6月号(毎偶数月1日発行:市民の意見30の会・東京)にわたし(中村)の小論を掲載させていただきました。
市民の意見30の会・東京」は《反戦平和市民団体「ベ平連(ベトナムに平和を!市民連合)」の流れをくみ、「殺すな」をスローガンに、強者による政治が支配している日本を変え、人びとが平和 に、安全に、平等に、健康に、人間らしく生きられる国にしようと》いう市民アクションです。
主な活動のひとつにはこちらのような市民意見広告を全国新聞紙上に定期的に掲載しています。


(★転載開始★)

2013年3月6日、国会請願デモ、東京・日比谷公園を出発直後
今年3月6日の「STOP!生活保護基準引き下げ」アクションによる国会請願デモ。先頭向かって右側から雨宮処凛さん、宇都宮健児さん、河添誠さん(筆者撮影)


「STOP!生活保護基準引き下げ」アクション──いのちと尊厳を守る
  中村 順

 生活保護制度に関しては、「市民の意見」読者の皆様にとって幸いなことに、2013年4月1日号(137号)に恰好の入門記事が掲載されています。《生活保護制度改革を考える和久井みちる(元生活保護利用者/生活保護とあたし』著者)です。まずは和久井さんのこの記事を読み返していただければと思います。《※WEB(PDF)で読めます

 いま政府はなりふり構わず生活保護費削減を進めています。そのため政策実施後には《餓死・孤立死・自殺・犯罪が激増するのが必至(※)》とさえ危惧されています(※2012年6月18日「生活保護問題対策全国会議」と「反貧困ネットワーク」が自民党の生活保護見直し案に対して提出した公開質問状から)

 しかし自民党は一貫してこの公開質問状を無視し続けています。

 生活保護基準引き下げは生活保護利用者だけの問題ではありません。社会に広大な影響を及ぼす可能性が高いのです。保護基準は何十もの制度(就学援助・住民税免除など)と連動しているため、一千万人以上ともいわれる主に低所得層の人たちに支出増・収入減をもたらすと予測されています。

「STOP!生活保護基準引き下げ」アクションはこのような「悪政」に対抗するネットワーク型の運動です。これまでデモ、厚労省前・首相官邸前などでの抗議行動、院内集会、シンポジウム、学習会、ロビーイング、ポスティング、ビラ配り、WEB広報などを続けてきました。

 私(中村)がこの運動にかかわることになったのは、個人的な「ご縁」がきっかけでした。なかまや友だちが或る時期から「当事者」として声を上げ始めたのです。生活保護に関するスティグマ(編注=不名誉感・屈辱感)が強い日本社会にあって、これはとても勇気ある行動です。

 さらに昨年春には自民党議員らが主導する悪辣な「生活保護バッシング」が開始されました。このような状況下で当事者が声を上げるのは、ときに「いのちに関わる」過酷なものになります。たまたま「そこ」に居合わせた私も自分のできることを実行するしかない。そう思い至ったのです。

 宇都宮健児さん(弁護士/前日本弁護士連合会会長)湯浅誠さん(活動家)も指摘されていますように「貧困」と「戦争」には密接な関係があります。平和を守り、戦争を起こさせないためには、貧困が根絶される必要があります。

 けれども現在、いのちと尊厳を蔑視する「政治」が横行しています。福島の原発問題・沖縄の米軍基地問題・生活保護バッシング・排外主義・憲法破壊……。人権・国民主権・平和主義を敵視する「政治家」たちが跳梁跋扈しています。

 こんな悪政には断固として「NO!」を言いたい!

 私たちは皆「いのちの当事者」です。いまこそ、いのちと尊厳を尊ぶ人たちの「つながり」をつくっていく時なのだと思います。お互いに根気よく一歩一歩進んでいきましょう。差別と戦争のない平和な社会をみんなで築いていきましょう。

 今回「市民の意見」に拙稿を提出させていただいたのも新たなそして貴重な「つながり」でした。発言の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

なかむら・じゅん「STOP!生活保護基準引き下げ」アクション

(★転載終了★)


※以下は字数の関係で、上の掲載記事からは削除した文章です。

市民の意見30の会・東京」とのご縁についても触れておきます。2013年1月16日、厚生労働省(合同庁舎5号館)東玄関前で行なわれた生活保護改悪に反対する抗議行動では、「市民の意見」事務局長で「さんきゅうハウス」でも活動されている吉田和雄さんもマイクアピールをされました。

 このとき「三多摩のなかまにも発言してもらおう」と提案したのは、「STOP!生活保護基準引き下げ」アクションのなかま小林馨さんです。そして私は「それはいい!」と相槌を打ちました(私が貢献したのは「相槌」だけですが)。この時の吉田和雄さんによる「さんきゅうハウス」活動の説明には深い感銘を受けました……。

 先の4月7日には「生活保護費大幅引き下げ反対!三多摩アクション」が「さんきゅうハウス」「府中緊急派遣村」「びよんどネット」が呼びかけ団体となって発足しました。

 また、「市民の意見」執筆者の原田隆二さんは水曜官邸夕暮れ前《このまますすむと困っちゃうアクション》メンバーです。また「市民の意見」事務局の上口さん・「I」さんも昨年末から《このまますすむと困っちゃうアクション》に参加されています。

 このように生活保護制度改悪に反対する人々の「つながり」が徐々に広がっていることを実感しています。


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投稿者 kihachin : 2013年06月17日 12:00

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