【お勧めの本】深尾葉子『魂の脱植民地化とは何か』青灯社(2012) 更新!

« 「脱原発ショック・ドクトリン」「脱原発ファシズム」──やはり小泉純一郎氏を信用することはできない | メイン | 「我々は決して負けない。なぜなら勝つまで闘うからだ」 »


2014年02月08日

宇都宮けんじさんのメッセージ&ラスト演説

宇都宮けんじ 新宿駅街宣 2014年02月08日
宇都宮けんじ 新宿駅街宣 2014年02月08日


都民の皆さま

 今回の選挙は、都民の手に都政を取り戻すための選挙です。
 希望のまち東京を私たちの手でつくり、子どもたちに手渡していくための第一歩となる選挙です。
 1%の富裕層のための政治から、99%の人たちの命と暮らしを守る政治へと転換していくための選挙です。

 この17日間、私は、東京のさまざまな課題に取り組む人々の話しを聞いてきました。ブラック企業に遭って苦しんでいる若者、子育てへの不安を抱 えているお母さん、お父さん、医療や介護への切実な願いを持つお年寄りの方々、福島から東京に避難している人たち、脱原発をめざし新エネルギーの 普及に取り組む市民の人たち……。
 私は、この人たちとともにありたい。この人たちのための都政をつくりたい。
いま、心の底からそう願っています。

 今回、私は選挙戦を通じてさまざまなことを訴えてきました。いま、脱原発を願う全国の市民の目が東京に注がれています。私は、その声に応え、必ず脱原発を実現します。

 また、都民のくらしや雇用を破壊する国家戦略特区に反対します。そして、東京からブラック企業をなくし、世界一働きやすく、くらしやすい希望のまち東京を実現します。

 新しい都政をつくるのは、他のだれでもありません。私たち自身です。私たち自身で、東京の未来を選びとりましょう。東京が変われば日本が変わり ます。
私はこの選挙に勝ちたい。明日、2月9日、わたし宇都宮けんじとともに東京から新しい歴史を拓こうではありませんか。

     2014年2月8日

                    宇都宮けんじ


子どもたちの未来のために民主主義を取り戻す
宇都宮けんじ 最後の訴え

 みなさんこんばんは。東京都知事候補の宇都宮けんじです。
 今までのみなさんの応援演説を聞きながら、大変胸が熱くなりました。ありがたい応援です。名護市長・稲嶺進さんのメッセージも大変ありがたいで す。大島の被災者の方の言葉も大変ありがたいです。さらに、この雪の中、寒い中、集まっていただいているみなさんの心も大変ありがたいです。

 この選挙戦、とうとう最後の日を迎えました。ここまでたたかってこれたのも、私を支える選対のボランティアのみなさん、多くの市民のみなさん、 多くの報道のみなさん、さらには政党のみなさんのおかげであると、あらためて感謝しています。ありがとう!

 今日、東京は20年ぶりの大雪のようです。この雪の降る中で、ふと浮かんだ言葉があります。それは新島襄の言葉です。新島襄は、NHKの大河ド ラマ「八重の桜」の八重さんの旦那さんです。同志社大学を創った彼はこのように言っています。

 「真理は寒梅の如し 敢えて風雪を侵しても開く」

 この言葉は、私が同志社大学の付属高校で講演したときに、そこの校長先生が私に贈ってくれた言葉です。私の活動、サラ金クレジットの被害者救済の活動は、新島襄さんと良く似ているというのです。

 その寒梅はいま、咲いています。寒梅は風や雪に逆らって咲きます。それは真理と似ています。正しいことというのは簡単に達成することはできません。しかし、雨や雪に逆らって耐えてこそ、その中で正しいものをつかみ取ることができる、そういう意味だと思います。

 こうした雪の中でたたかってこそ、勝利を獲得できる。新しい社会を築ける、そういうことを言っているのだと思います。

 この雪の中でこそ、私たちは熱く燃え上がらなければだめなのです。この雪の中でこそ、闘志を燃やさなければだめなのです。そうしてはじめて、勝利は獲得できるのです。はじめて真理を獲得できるのです。そう思い、ふといま、この言葉を思い出しました。

 この選挙戦は、1%の富裕層のための都政から、99%の都民のための都政を確立するための選挙です。都民の手に都政を取り返す選挙です。14年 間続いた石原都政、猪瀬都政を根本的に変えていく選挙です。さらには、安倍政権の暴走にストップをかけるたたかい。戦争の道ではなく、平和憲法を守り、平和のもとで暮らす、そうした社会をつくるための選挙です。

 この選挙は、選挙権のある人だけが主人公ではありません。
 私たちは先週の日曜日、若いお父さんやお母さん方と一緒に、ベビーカー練り歩きのデモ行進を行いました。小さなお子さんが、銀座の練り歩きに参加していました。そこに参加した小さな子どもたちこそ、この選挙の本当の主人公ではないでしょうか。

 私たちは、子どもたちの未来のために、貧困のない社会をつくる必要があります。
 子どもたちの未来のために、原発のない社会をつくる必要があります。
 子どもたちの未来のためにこそ、平和憲法を守り、戦争に反対する必要があります。
 子どもたちの未来のためにこそ、民主主義を取り戻す必要があります。

 今回の選挙は、新しい政治を始める歴史的な第一歩となる選挙です。市民の力で、そして市民と労働組合と政党が連帯した力で、新しい政治を始めら れるかどうか─それが問われています。
 このような取り組みは、過去の歴史を振り返ってみても、はじめてのことではないかと考えています。

 都知事選の候補者には、著名人や知名度がある人がなるのではありません。そういう候補に頼っていては、本当の民主主義は育ちません。運動の中でこそ、スターをつくり出さなくてはだめなのです。日本の市民運動は、市民運動の中から候補者を出し、候補者を当選させる力を蓄積していかなくては だめなのです。そうでなければ、社会は根本的に変わりません。

 民主主義を取り戻すとは、市民運動の中から本当のリーダーを押し出し、都知事にしていく、あるいは国会議員にしていくということです。そうした 政治をつくりあげないと、根本的な社会の転換はあり得ません。その最初の選挙が、今回の都知事選挙です。

 東京が変わっていけるかどうか、東京都政で本当に民主主義が確立できるかどうか──。これがいま、問われています。都民の手に都政を取り返せるかどうか、これが問われています。

 この都民の手に都政を取り戻す、民主主義を取り戻す、この可能性はでてきています。この17日間のたたかいで、私は確かな手応えを感じていま す。運動のひろがりを感じています。都民のみなさんの自覚を感じています。これまでの選挙とは違う手応えを感じています。市民が少しずつ成長して きていることを肌で感じています。

 東京を変えていきましょう。東京から始めましょう。東京が変われば、日本が変わるのです。東京の新しい政治は、日本の新しい政治の始まりです。 市民が主導権を持てる時期が来たのです。
 私たち一人ひとりは非力ではあっても、決して無力ではない。そのことを学んでいるのです。一人ひとりがつながれば、少しずつでも大きな力になります。
非力が集まって大きな力になれば、社会を変えることができます。一人ひとりの力で、社会を変えることができます。そういうことを経験できる 最初のチャンスです。
 このことを学べば、急速に日本の市民運動は変わっていくと、私は考えています。市民運動が広がれば、政権を変えることができます。安倍政権を ぶっ倒すことができるのです。そういう力を私たちは持っているのです。

 そのためには、私たちは、一人ひとりの力、一人ひとりの非力をつなげる能力を持つ必要があります。しなやかな能力です。意見の違う人とも話し合ってつながる能力が必要です。さまざまな団体をつなげる能力が必要です。しなやかさが必要です。分裂に分裂を重ねているのではだめなのです。イ デオロギーや政治的立場を乗り越えて、つながる能力がいま、求められています。そういう市民運動、市民の力は、着実に育ってきていると感じます。

 これは一つの革命です。新しい革命です。新しい政治をつくり出す運動です。
市民運動が新しい政治をつくり出しつつあるのです。そのことを問われているのが、今回の選挙です。
 私はこの市民の力を信じたいと思います。都民のみなさんの力を信じたいと思います。そのためにも、なんとしてでも、明日の選挙を勝ち抜かなければなりません。私たちの力を示すときです。

 そして、私たちの力を示すのは、未来の大人──いまは小さな子どもたちのためです。将来の主人公のためです。この子どもたちがすくすくと育って、すくすくと学んで、そして安心して教育が受けられるように。安心して働き、家庭を持つことができる、そして幸せな生活を送ることができるように。

 私はこの東京が、お年寄りも若者も、障がいのある人もない人も、女性も男性も、誰もが希望を持って生きられる──。そういう東京をつくりたい。 そのためにはまず、明日の選挙に勝たなければならないのです。
 ぜひ、これからお帰りになったら、もうひと回り、ふた回り、声をかけてください。支持を拡げてください、もう、そこまで来ていると思います。私 も今日の12時まで、全力を上げてがんばり抜きたいと思います。

 もう一度最後にお願いします。

 稲嶺進さんから、先ほど読み上げたような素晴らしい応援のメッセージをいただきました。
 沖縄はお金の力に屈服しませんでした。お金で魂を売ることはしませんでした。稲嶺候補は圧勝しました。その沖縄県民の意志、名護市民の意志を、 また安倍政権は踏みにじって辺野古移転を強行しようとしています。稲嶺さんは、ぜひともこれを止めるためにも、宇都宮に勝って欲しいと訴え、応援をしてくれています。

 私たちは、これに応えようではありませんか。明日、勝って、沖縄にそう報告をしようではありませんか。そして、新しい政治をつくりましょう。私 はみなさんと一緒に、新しい歴史をつくることができる、そうした瞬間に立ち会えることを、大変嬉しく思っています。

 そのためには、もうひとふんばりです。歴史をつくりましょう。歴史的なたたかいは、あともう一歩のところです。最後までがんばりましょう。

 ありがとうございました。
 寒い中、ありがとうございました。

 私たちの力を示しましょう。
 ありがとうございました、がんばりましょう。
 私たちの力をしましましょう。
 人間は強いんだということを示していきましょう。
 みなさんのおかげで、こころが大変熱くなっています。
 ありがとうございましたー。


スポンサードリンク


関連ページ


Amazon : 宇都宮健児


投稿者 kihachin : 2014年02月08日 22:52

« 「脱原発ショック・ドクトリン」「脱原発ファシズム」──やはり小泉純一郎氏を信用することはできない | メイン | 「我々は決して負けない。なぜなら勝つまで闘うからだ」 »



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://kihachin.net/klog/mt-tb.cgi/5132

このリストは、次のエントリーを参照しています: 宇都宮けんじさんのメッセージ&ラスト演説:

» 福島県の小児甲状腺がん(確定+疑い)75人に from 逝きし世の面影
『人口がベラルーシの5分の1の福島県で75人』 チェルノブイリ原発事故後のベラルーシ(人口1000万人)に当てはめれば人口が200万人の福島県の75人と... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2014年02月09日 10:51