【お勧めの本】深尾葉子『魂の脱植民地化とは何か』青灯社(2012) 更新!

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2014年04月09日

「味方は我に在り」「敵は味方に在り」

味方は我に在り》《敵は味方に在り》。
格言好きのわたしの自作格言です。

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味方は我に在り》。
いのちと尊厳を大切にしたい。
わたしが属しているこの社会を今よりちょびっとでも良いものにしたい。
そんなわたし──権力もカネも持たず、たいした知力・体力があるわけでもない──が使える最も強力なツールは…。
あれ? わたし自身だ。
そんな当たり前のことに、ある日ふと気づきました。

誰だって「できるものなら、かく生きたいものだ」「自分と周囲をより好ましいものに変えたい」という願望があるだろうと思います。
あるいは「絶体絶命!」というような危機に陥ることも、長い人生のうちでは一度や二度(それ以上)はあるでしょう。
そんなとき、いちばん頼りになる味方は自分自身なんですね。

深尾葉子さん(ふかお ようこ/大阪大学大学院経済学研究科准教授)や安冨歩さん(やすとみ あゆむ/経済学博士・東京大学東洋文化研究所教授)がよく言っているように、わたしたち一人ひとりには非常に高い能力が秘められています。
ほとんどの人はその能力を自覚せず、自分の内側に閉じ込め、強固な蓋をしていますが。
俗にいう「火事場の馬鹿力」的な能力は誰もが持っているのです。

だからこそ、味方は我に在る。
自分が本当にしたいこと──「天職」や「招命」のようなもの──に巡り合ったら、もっとも強力な味方はわたし(全てのわたし)自身です。
まずはその事実を認識することが大切なのだろうとわたしは思います。

以上のようなことを言うと、「なんだか自己啓発セミナーみたい」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが…。
そうではありません。
なにより、わたしはおカネをとったりはしませんから(笑)。

(※「わたし自身」に次いで強力な味方は「なかま」、その次が「憲法」かな、と思います。憲法は誰でも使える、弱い人・ビンボー人(わたしもその1人)にとって「使える!」強力なツールです)


敵は味方に在り》。
「味方」と思っていた人から「撃たれる」。
いわゆる「背中を撃たれる」。
これは、誰にとっても大きな苦痛です。
そういうとき、わたしも本当にシンドイと思う。
でも、それは当然あること、と想定するしかないんですね。

「敵は味方に在り」のケースで最も深刻な問題となるのは、家族との関係でしょう。
もっとも身近な人間である家族が「敵」。
ここでは、この家族の問題に切り込むだけの余裕はありませんが…。
わたしの友人知人には、家族に「撃たれ」深く傷つき、結果「味方は我に在り」の回路が閉ざされてしまった人が少なくないように思います(わたし自身も)。

(※家族の問題については信田さよ子さん、アリス・ミラーさんの本をお勧めします)

最近わたしがちょっぴり関わっている「社会的な運動」。
このような場でも「自分は見下されてる」「無視されている」「差別されている」と感じている人はけして少なくありません。
「差別や社会的排除をなくそう」と主張する人たちが、自らの差別心にはいたって無頓着。
そんなバカな!……は正論です。
しかし、これも簡単に解決する問題ではありません。

「他者を見下す・侮(あなど)る」はほとんど人間の「原罪」のようなものだとわたしは思っています。
もちろん、わたし自身も例外なんかではありません。

わたしはよく運動のなかまに「敵よりもまず味方を攻略することが肝要」ということを言います。
「味方」と思っていた人から「撃たれる」のは普通にあること。
そのとき深く傷つくのも当然。
でも、そこに留まっていたら、自分がほんとうにしたいことを実現するのは絶望的に難しくなる。

だからこそ、最初から「敵は味方に在り」と思っていたほうがいいんです。
なんて、ほとんどマキャヴェリみたいですが。
これはやはりマキャヴェリのほうが正しい。


味方は我に在り》《敵は味方に在り》。
わたしの自作格言を急ぎ足で、というか書き殴りで解説させていだきました。
それなりにお役には立つのではないかな、と思います。
なにより「お代」は要りません。
「使える」と思われた方は、どうぞ無料で持っていってください。

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投稿者 kihachin : 2014年04月09日 08:00

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