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2014年07月05日

岡田斗司夫さん「有名人 Twitter のフォロー数とフォロワー数バランスって極端」

岡田斗司夫さん(おかだ としお/FREEex 代表・大阪芸術大学客員教授・株式会社オタキング社長)の「いい人」戦略を紹介します。

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岡田斗司夫超情報化社会におけるサバイバル術 「いいひと」戦略』マガジンハウス(2012)から「有名人 Twitter のフォロー数とフォロワー数バランス」についての部分を引用させていただきます(同書149-150頁)。

 Twitter をやっている方は既に知っていると思いますが、有名人のフォロー数とフォロワー数のバランスって極端ですよね。フォロワー数が数千〜数万人もいるにも関わらず、フォロー数が数十〜数百人くらいしかいないという、実にアンバランスなことになっています。
 あれを見ると、いつもヘンだなあと思います。だって「あなた方一般人には興味がありません」と宣言しているようなものじゃないですか。よほど面白いと思った人でも、基本的にはフォローしないはずです。他のフォロワーに対してフェアじゃなくなるから。でも、その戦略は、せっかく自分に興味を持ってくれた人を自ら手放してしまうようなものです。すごく勿体ない。

超情報化社会におけるサバイバル術 「いいひと」戦略
岡田斗司夫『「いいひと」戦略』マガジンハウス(2012)

(※『「いいひと」戦略』を「Amazon楽天」で購入する)

岡田斗司夫さんの「いい人」戦略とは?
以下はわたし(中村)の勝手な理解です。

「生きづらさ」をこじらせ、社会的な撤退戦略(究極は「自死」)をとる人が増え続けている。
そんな「生きづらい」世界で、私たちは如何にサバイバルしていけばよいのか?
ずばり、「いい人」になる。
もちろん、我々凡人が「本物のいい人」になるのは難しい。
だから、「いい人」の振りをする、演じ続ける。
そうしているうちに、周囲には「いい人(たらんとする人たち)」が集まるようになる。
最終的には、「いい人」ばかりのコミュニティができているはず。
「いい人」戦略の本質は…「愛は負けても、親切は勝つ」だ。

なお、勝手な理解ですから誤読しているかもしれません(たぶんしているでしょう…すみません)。

岡田斗司夫さんの「いい人」戦略は次の6つのフェーズからなっています。

  1. 助走 : フォローする
  2. 離陸 : 共感する
  3. 上昇 : 褒める
  4. 巡航 : 手伝う、助ける、応援する
  5. 再加速 : 教える
  6. 軌道到達 : マネー経済から抜け出す

先に引用した《有名人のフォロー数とフォロワー数のバランスって極端…》は「いい人」戦略の入門編という位置づけになっています。
Twitter で沢山の人たちをフォローしよう、フォローされたらフォロー返しをしよう、という。
じつは Twitter に関して、わたしも岡田さんと同じようなことを以前から考えていました。

たとえば、こんなこと。
・「自殺対策支援」団体代表の個人 Twitter 。フォロワーが優に「万」を超えているが、自らフォローしているのは「百」程度。あなたが積極的にフォロー返しをすれば、それだけでも自死を減らせるのではないでしょうか?
・社会運動では相互のつながりが大事と常々主張してきた「活動家」氏。フォロワーは数万人だが、自らフォローしているのは「百」程度。それってもしかしたら「言行不一致」ってやつでは?
他にも該当する人は多々いますが…、割愛しておきます(この辺り、わたしも「イヤな人」戦略…笑)。

日本の有名人代表として、1人だけ名前を挙げると、安倍晋三首相の Twitter 。
「フォロー」が3人で「フォロワー」335,976人です(2014年07月05日午前9時41分現在)。
有名人のフォロー数とフォロワー数のバランスって極端》な典型例ですね。

さて、ここでアメリカ合衆国大統領バラク・オバマさんの Twitter を見てみると…。
「フォロー」649,795人に対して「フォロワー」43,897,753人です。
かなり積極的にフォロー返しをしているようです。
それにしても、安倍さんは「同盟国」アメリカの大統領をなんでフォローしないのでしょうか?
ちょっと、心配になってきますね…。

わたし(中村)自身の Twitter も紹介(言うまでもなく「有名人」ではありませんが)。
ただいま「フォロー」3,588人、「フォロワー」3,544人です。
しばらく前から、意図的に「フォロワー」より「フォロー」の人数が多い状態を保っています。
これはじつは『新約聖書』「使徒言行録」20.35(新共同訳)のイエスの言葉《受けるよりは与えるほうが幸いである》の実践なんです。

とはいえ、わたしはキリスト教徒ではなくて、自分を「聖書をときどき拾い読みするのが好きな、日本的な神仏混淆小乗仏教徒(特定の教団・寺院等には所属せず)」と規定する者ですが。
いずれにせよ、「いいこと」はどんどん真似しよう、取り入れようという主義です。
聖書の《受けるよりは与えるほうが幸いである》は、究極の「いい人」戦略かもしれませんね。

というわけで、岡田斗司夫さんの『「いいひと」戦略』マガジンハウス(2012)は「いい本」です。
ぜひ一読をお勧めします。

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Amazon : 岡田斗司夫


投稿者 kihachin : 2014年07月05日 08:00

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