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2014年08月04日

「反ユダヤ主義」に関するツイートまとめ

「喜八ログ」の「反ユダヤ主義」に関するツイートまとめです。

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HTML(ul・li)生成は「Twilog」の「ソース取得」機能を利用しました。各つぶやきの表記は上から順に「新→古」です。

ワシーリー・グロスマン(1905-1964)『人生と運命』(全3巻)みすず書房から「反ユダヤ主義」に関する文章を引用。
引用文の後の [] 内は巻数とページ数。

 反ユダヤ主義はさまざまなかたちで表れる──それは嘲笑的でいかにも嫌そうな親切の中にも、集団虐殺の中にも表れる。
 思想的、内面的、潜在的、日常生活的、生理学的──反ユダヤ主義の種類はさまざまである。個人的、社会的、国家的──反ユダヤ主義の形態はさまざまである。 [第2巻261頁]
 反ユダヤ主義が目的であったことは決してなく、反ユダヤ主義はいつも手段に過ぎない。それは出口のない矛盾を測る尺度なのである。
 反ユダヤ主義は、個々の人間や社会制度や国家体制がもつ欠陥を映す鏡である。ユダヤ人の何を非難しているのかを聞けば、その人自身がどのような点で責められるべきかを言うことができる。 [第2巻261-262頁]
反ユダヤ主義の火の手が燃え上がるとき、それは歴史の最も恐ろしい時代を照らすのである。
 ルネサンスがカトリックの中世という砂漠に急速に浸透したときには、闇の世界は異端審問の火を放った。その火は悪の力を見せつけたのみならず、悪が滅びる絵図をも照らしだした。
 二十世紀には、死を運命づけられた、物理的に時代遅れで失敗続きの諸国家の民族主義的な古い体制が、アウシュヴィッツの火刑の火、ルブリンとトレブリンカの火葬場の火をつけた。その炎は、ファシズムの短い勝利を照らしただけではなかった。その炎は、ファシズムの敗北が必至であると世界に予言した。全世界のどの歴史上の時代も、反動的で失敗続きの諸国家の政府も、うまくいかない人生をなんとかしようとしている個人も、避けがたい運命が目前にせまったときには反ユダヤ主義に走るのである。
 二千年にわたる歴史の中に、自由や博愛が反ユダヤ主義を自らの戦いの手段として用いたことがあっただろうか。ひょっとすると、あったかもしれない。しかし、私はそのような例を知らない。 [第2巻264頁]

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投稿者 kihachin : 2014年08月04日 08:00

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