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2014年09月06日

デング熱騒動で代々木公園「A地区」は厳重封鎖、けれども隣接する明治神宮は通常開園という摩訶不思議

09月05日午後、代々木公園(東京都渋谷区)の周辺を歩いてきました。
デング熱騒動で代々木公園「A地区」がまるで「戒厳令」のように厳重封鎖されていました(※関連する東京都のウェブページ)。
けれども、隣接する明治神宮は通常開園していたのです!
なんという摩訶不思議な状況…。

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以下9枚の写真撮影はわたし(中村順)です。
今回はクリックしても大きくなりません。

代々木公園「西門」

代々木公園「A地区」(中央広場や噴水池がある、公園の中心部分)が09月05日に全面閉鎖されたと知り、わたし(中村)も現地を見に行ってきました。
閉鎖された地域には、知り合いのヒト・猫・犬も生活していたからです。
公園内の通称「ブルーテント村」で暮らしていた人たちには、これまで何度もご馳走していただいたというご恩があります。
生活の場を根こそぎ奪われた、ヒト・猫・犬たちのことがわたしは心配です。
写真は代々木公園「西門」(地図)。
一般の人はいっさい入れないようになっていました。


国道413号線

写真中央の道路は国道413号線。
向かって左側の森が代々木公園「A地区」、右が「B地区」(陸上競技場・サッカー場があり、NHKに隣接)です。


「南門」付近

「A地区」周囲の歩道も公園に近い側は立ち入れないようになっています。
向かって右側奥の「南門」も厳重封鎖されています。


「渋谷門」前歩道橋

代々木公園「渋谷門」前の歩道橋をNHK前の広場(B地区)側から撮影。
蚊の病原体保有調査の結果について」についての貼り紙もあります。
園内10箇所の調査地点のうち4箇所でデングウイルスが確認されたことなどが書かれています(※詳細は東京都のウェブページで)。


代々木公園「B地区」

封鎖区域は「B地区」にも拡大しつつあるようです。
写真は「B地区」陸上競技場付近です。
また、わたしの目の前で、2人組のガードマンがベンチで寝ている人たちを起こしていました。
どうやら代々木公園では(および都内の他の公園でも?)、公園のベンチに横になるのを「禁止行為」としているようです。
はて、 いったいどういう法的根拠があって、そのようなことが行なわれているのでしょうか?
公園のベンチで横になるのを禁ずるのは、れっきとした人権侵害ではないだろうか?
もしかしたら、憲法違反ではないか?
この辺は今後しっかり(しつこく)考えてみたいと思います。


NHK横広場

「B地区」内、NHK横の広場では仮設テントが組み立てられていました。
各テントには「ステンレスの流し」も設置されています。
デング熱騒ぎの最中に、フードフェスタ?
とも思えませんが…。


「原宿門」

代々木公園「原宿門」前の広場も閑散としています。
通常ではまず目にすることのできない光景です。


明治神宮

なんと! 明治神宮はふつうに開園しています!
代々木公園「A地区」と明治神宮は隣接している、というよりは「ほぼ一体」と表現したほうが正確でしょう(地図)。
言うまでもなく、蚊にとっては人間の設けた境界などはまったく意味はなく、明治神宮に蚊がいないということもありえません。
いくら「管轄」が異なるとはいえ…。
代々木公園は戒厳令まがいの厳重封鎖、しかるに明治神宮は通常開園。
このコントラストの強烈さに、思わず目眩(めまい)を覚えたわたしでした。


渋谷区立神宮通り公園

代々木公園と明治神宮を後にして、近くの渋谷区立神宮通り公園にも立ち寄りました。
ここは2013年暮れ〜2014年正月にかけて、民間ボランティアによる野宿者支援が行なわれた公園です。
ところが、渋谷区は野宿者(いわゆる「ホームレス」状態の人)排除に非常に熱心な行政なのです(※この場合の「熱心」は悪い意味です)。
現在行なわれている神宮通り公園「工事」も野宿者・支援者排除の目的があるのではないか?
と強い疑惑を持たれています。
白いポロシャツの男性は市民メディア「OurPlanet-TV」記者の平野隆章さんです。
平野記者も──わたしとは逆コースで──神宮通り公園〜代々木公園を取材中でした。
ご本人の承諾を得て、写真とお名前を記載させていただきます。
ちなみにわたしは「OurPlanet-TV」は大変に立派なメディアだと常々思っています。
けして「よいしょ」ではなく、事実として淡々とそう思います。

この「代々木公園封鎖」問題には今後も注目し続けることにします。
生活の場を奪われた、ヒト・猫・犬たちに関して情報を得ていきたいと思います。

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投稿者 kihachin : 2014年09月06日 08:00

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