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2014年10月14日

白井康彦『生活保護削減のための物価偽装を糾す!』(あけび書房)を読んでいます

白井康彦さん(しらい やすひこ/中日新聞編集委員・STOP!生活保護基準引き下げ)の『生活保護削減のための物価偽装を糾す!』(あけび書房)をただいま読んでいます。これは「良書」です!

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生活保護削減のための物価偽装を糾す!』は政府による生活保護費削減政策を厳しく批判する本です。
著者の白井康彦さんは中日新聞名古屋本社の生活部編集委員。経済部記者として証券担当・日銀の記者クラブ担当の経験もあり、生活部にいちばん長く在籍しています。白井さんいわく《取材対象が金持ちから貧しい方に移っている感じです。どちらかというと普通の記者とは逆》だそうです。
この『生活保護削減のための物価偽装を糾す!』52ページに次のような記述があります。

「ホームレスは気楽だろう」と軽く言う人もいますが、野宿生活はやはり過酷です。冬の寒さはしのぎにくいです。食事も不自由で、おいしいものにはありつけません。知っている人には絶対見られたくない「人間の尊厳を失った」状態です。通行人の中には酷い言葉を投げかけたりする人もいます。孤独な人がほとんどです。公園の片隅の同じ場所で毎晩寝ていると、猫が寄ってくることが多いようです。野宿生活の中で猫と仲良しになっている人が多いようにも思いました。

注目したのは最後の2つの文章、「猫」に関する部分です。
わたしはここをたまたま二階堂公園(※勝手に通称)のベンチにて読みました。
そのとき、すぐ横には野良猫「ゲン」さんが寄り添っていて、ちょっと離れたところには猫なかまで「ホームレス」状態(公園付近で寝泊まりしている)の男性もいたのです。
偶然の一致というか何というか、じつに玄妙な気持ちになりました。
わたしは《野宿生活》はしたことがありませんが、《猫が寄ってくることが多》く、少なからぬ《猫と仲良しになっている》人間です。
孤独な人》であることも、間違いありません。

生活保護削減のための物価偽装を糾す!
白井康彦『生活保護削減のための物価偽装を糾す!』あけび書房(2014.09)

(★版元ウェブサイトから転載開始★)

生活保護削減のための物価偽装を糾す! -ここまでするのか! 厚労省

白井康彦/著
森永卓郎・白井康彦/対談

A5判/136頁  2014年9月発行
1400円(税別)

はじめに

先進国中、最も利用しづらい日本の生活保護。OECDや国連からも是正勧告を受ける日本の生活保護。にもかかわらず、改善するどころか、生活保護をさらに受けづらく、額も削減しようとする厚労省。不正受給は厚労省統計でも0.5%にすぎないにもかかわらず、いかにも膨大であるかの報道、バッシングの嵐。そしてついに、生活保護基準額引き下げのために物価統計の偽造にまで及んだ厚労省。
生活保護バッシングをあおり、物価指数を偽装してまで生活保護を大幅削減する厚労省。生活保護問題を追究する新聞記者と経済アナリストがその手口を解明し、満身の怒りで告発する。

カタログPDF

(★転載終了★)

生活保護削減のための物価偽装を糾す!』を弊ブログでも何度かにわたって──シツコク!──紹介させていただこうと思います。

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Amazon : 生活保護


投稿者 kihachin : 2014年10月14日 08:00

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