【お勧めの本】深尾葉子『魂の脱植民地化とは何か』青灯社(2012) 更新!

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2015年01月10日

国家が軍国主義化するとは、卑劣化するということ。百田と籾井は格好の見本

国家が軍国主義化するとき、人々と社会は卑劣化する」。
かねてよりの、わたし(中村順)の持論です。
現在の日本では、百田尚樹籾井勝人の両氏が「卑劣」をまざまざと体現しています。

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百田尚樹土井たか子さんの訃報に接した際のツイートは、まさに彼(百田)の下劣な本性を露呈しています。

土井たかこが死んだらしい。彼女は拉致などない!と断言したばかりか、拉致被害者の家族の情報を北朝鮮に流した疑惑もある。まさしく売国奴だった。(2014年9月28日

目にするだけで、読者の精神を汚染する、破壊力のある文章です。
さすが流行作家──というのはあくまで「反語表現」「皮肉」ですが。

さて、籾井勝人に関しては全割愛します
こんな輩は、言及する気にもなれない。
そんなわたしは、籾井・百田らの生存戦略(度外れた恥知らずを武器に世渡りする)に嵌っているのかもしれませんが…。

国家が軍国主義化するとき、人々と社会は総卑劣化する」。
百田尚樹と籾井勝人は「卑劣化」の誂えた見本のような人物たちだ。
それだけは明白に指摘しておきます。
両者に関して、これ以上論評はしません。
分かる人には分かる。
分からない人には分からない。
そして、分からない人たちが急増するとき、国は乱れ、滅びに向かう。
現在起きているのは、そういうことです。

以下は弊ブログ2013年10月28日付け記事からの再掲です。

(★再掲開始★)

国が軍国主義化するとは、卑劣化するということです
軍部の威光をバックにした者たちが威張り散らし、私益を貪(むさぼ)り、他者を踏みつけ、殺す。
そういうことが国中に蔓延する。これが軍国主義化の一面であることは、実際に戦争を経験した人なら大抵知っています。

以下は美輪明宏さん(みわ あきひろ/歌手・俳優)の『戦争と平和 愛のメッセージ』岩波書店(2005)からの引用です。

戦争中には、とんでもない人間が権力を握り、命が簡単におびやかされます。
 私の祖母の家は旅館でしたが、軍に徴集され、労働力のために集められた女学生たちによる、「女子挺身隊」の寮になっていました。
 そこにいたある女学生は、お母さんがいろんな色の残り毛糸を集めて編んでくれた肌着が、セーラー服の襟から少しだけ出ていたのを監督していた男に見とがめられ、「軟弱だ、けしからん」と叱責されていました。
 素っ裸に近い姿にされ、髪を持って引きずりまわされ、軍靴で蹴られ、拳で殴られ──。
 一週間後、その女学生は亡くなりました。服の下に着ていたものが、色が混ざってちょっとカラフルだったというだけですよ。たったそれだけのことで、殴り殺されてしまったのです。

このようなことが国中で繰り広げられる。
パワハラやセクハラが蔓延(はびこ)る。
その辺のオジサン・オバサンが国家をバックにして威張り散らす、役得を得る、盗む、暴力を振るう。
そして敗戦とともに「まるで何もなかった」かのように振る舞う。
それが「軍国」ということです。
知っていましたか?

(★再掲終了★)

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投稿者 kihachin : 2015年01月10日 08:00

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