ウォーキングを楽しむ

ウォーキングの欠点
運動としてのウォーキングを考えてみた場合、大きな欠点があります。飽きてしまいやすいのです。興味を感じられないことを続けるのは「苦行」となってしまいます。そのため挫折してしまう人が少なくありません。
それでは飽きないようにするにはどうしたらよいのでしょうか?
結論を先に言えば「ウォーキングを楽しむ」のです。「苦行」にしないで「楽しみ」にすることがポイントです。
以下に「ウォーキングを楽しむ」ためのアイデアを列挙してみます。ちょっとした工夫集というところです。
目次
「ウォーキングを始めるぞ!」と張り切らなくとも普通に街中を歩くだけでも運動になります。そして、街には「楽しむ」ポイントがたくさんあります。
- 美術館、博物館、史跡などを訪ねる。
- 文学作品の背景を歩く。
- 歴史的建築、珍しい建築などを見て歩く。
- 神社仏閣を訪ねる。
- 有名人のお墓参り。
- 趣味の店を訪ね歩く。
- 飲食店の「食べ歩き」。
- 街角の「不思議」を発見する。
- 「心霊スポット」を訪ねる、という人もいるようです。
- 通勤電車を降りて一駅分だけ歩くようにしていた時期があります。新たな発見がいろいろとありました。
ある程度大きな公園が近くにあったら積極的に活用しましょう。
街中を歩くことに比べて、公園歩きにはつぎのような利点があります。
- 動物園、植物園、歴史公園などテーマ別の楽しみ方ができる。
- 四季の変化など自然を楽しめることが多い(バードウォッチング、樹木や草花の観察、昆虫観察、天体観測など)。
- 自動車が進入してこないので安全。
- 芝生や土の上を歩くことができる場合がある。
- 芝生の上にシートを敷いて、お弁当を食べたり昼寝をしたり・・。
- ストレッチングや準備(整理)体操を行なう場所を得やすい。
- テニスの壁打ちなど他の運動を行なえる。
- 水場、トイレが利用できる。
- 常連ウォーカーがいたりすると、お互いに励みになります。
山歩きは本格的なトレーニングだと考えた方がよいでしょう。日帰りハイキング程度でもかなりの運動量となります。山歩きの楽しみ方には無限と言ってよいほどのバリエーションがあります。その一部だけ例を挙げます。
- 公園の場合より、さらに豊かな自然に触れることができます(バードウォッチング、樹木や草花の観察、昆虫観察、天体観測など)。
- 私が山歩きの途中でみかけた動物たち。猿、鹿、たぬき、いたち、テン、アナグマ、栗鼠、ふくろう、キジ、など。冬季には目撃の機会が多くなります。
- 野外料理を楽しむことができます。宴会もできます。
- 旧街道や古城跡を歩く。
- お弁当と本を持ってハイキングにゆき、静かな場所で勉強するという「屋外の書斎」派の人たちもいます。
- 同一山頂1000回登頂を目指している、というような人も少なくないようです。山小屋に備え付けてあるノートに記帳するのを励みとしている人もいます。
- 山ノ神を訪ね研究し、本を書くことを楽しむ人に会ったことがあります。
- クロスカントリー走(ウォーキングではありませんが)。山道を走ることを楽しむ人たちを最近はよく見かけます。
- ボッカ。山小屋に物資を背負い上げることです。重量によっては非常にハードなトレーニングになります。逆に山小屋のゴミを持って下山してもよいですね。
「注意点」
日帰りのハイキングで遭難して亡くなる人は後を絶ちません。気をつけましょう。地図、コンパス(方位磁石)、ヘッドランプ(または懐中電灯)、雨具は必携です。
また積雪時には多くの山がまったく別の顔を見せます。雪のある山にうかつに踏み入るのは大変に危険です。
最近は「リバーウォーキング」という言葉を聞くようになりました。川に沿って歩くことを指します。私はこの言葉を知らないころから川に沿って歩くことを趣味にしていました。
- 歩行者自転車専用道路があることが多い。その場合、信号などに邪魔されることが少なくなります。
- 川沿いの「歩行者自転車専用道路」をジョギング・コースにしている人は多いようです。
- 川べりでは動物や鳥を見る機会が意外に多い。
- ひとつの川を河口から源流まで遡行してみます。長い川なら何日かに分けて行ないます。
- 川べりで楽器の練習をする人をよく見かけます。早朝詩吟の会の看板を見たこともあります。
- 焚き火をすることもできます。これは厳密には法律に触れるのかもしれませんが・・・。
- 川原に住むホームレスの人たちのライフスタイルを考察する、というような楽しみ方もあります。
買い物にゆくときなど、外出時にはできるだけ歩くようにします。エスカレーター、エレベーターを使わずに階段を使うようにするのも有効です。
けれども「ゆっくり歩いている暇などない!」と反論される「時間がない症候群」の人たちも少なくはないでしょう。たしかに小さいお子さんがいて、さらに外で働いているというお母さんたちなどは大変ですね。忙しい人は家の中にいるときや仕事中にこまめに身体を動かすようにしてみるという手があります。
ゆく先々で動物たちと触れ合うのも非常な楽しみのひとつとなります。
- 犬の散歩を日課にしていれば規則的に運動ができます。
- 野良猫と親しむのを楽しむ人たちもいます。毎日決まった場所で野良猫たちにエサをやるのです。大雪や台風のときでも「絶対休まない!」という人を複数知っています。
- ユリカモメなどの水鳥にエサをやる人を何度か見かけました。なかにはカラスたちを愛でる人も・・・。
「街歩き」「公園歩き」「山歩き」などと組み合わせて楽しめます。汗をかいたあとの風呂は最高ですね。さらにそのあとのビールは・・・(笑)。
- 歩いているうちに、通常料金でサウナが楽しめる銭湯を発見したりすると嬉しいものです。
- 検索エンジンで、「銭湯」「日帰り温泉」といったキーワードで検索してみると、多くの有益な情報を得ることができます。
ウォーキングを通じて得た情報を文章や写真などの形にして残せば、自分だけの貴重な「思い出倉庫」となります。それらの作品を不特定多数にむけて発信するのも大きな楽しみとなるでしょう。
- エッセイ、旅行記などの文章を書く。
- 歩くと頭が冴えてくるのか、いろいろなことを考えつきます。メモ帳を携帯してすぐに記録する習慣をつけましょう。「後で」と思っているとだいたい忘れます(笑)。
- 写真(ビデオ)を撮る。デジタルカメラは便利ですね。
- 絵を描く。このごろは「ハガキ絵」を楽しむ人をよくみかけます。またコンピュータ・グラフィックも楽しそうです。
- 作曲する。コンピュータ・ソフトを使って初心者でも簡単に作曲ができるようになりました。作曲支援ソフトは「Vector(オンラインソフトのライブラリ&ショップ)」
などで無料または安価なものを見つけることができます。
- 総合的な情報発信の場としてホームページを作製する。文章、写真、ビデオ、絵、音楽、なんでもインターネットを通じて公開することができます。
情報を発信することは仲間づくりにつながります。仲間といっしょにワイワイとやるのは楽しいですね。インターネットを利用すれば、自分のホームページをつくる、掲示板やメールを使って意見交換をする、歩くオフ会を実施するなど、楽しみ方はいろいろとあります。ウォーキングの場合、オフ会もやりやすいと思います。
もちろん、ひとりで歩き続けるのもよいでしょう。
楽しみ方に決まりはありません。
(喜八 2003-04-25、改訂2007-01-14)
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