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ビギナーの方には人それぞれの違い=個別性ということが理解しにくいようです。
そのためジムのインストラクターから「1日おき週に3回の筋力トレーニングがベストです」のように言われると、それが絶対のものだと思ってしまいます。
しかし、実際にはその人にあったいろいろなやり方があるはずです。
これをトレーニングの個別性と呼ぶことにします。
そして、ウエイトトレーニングの個別性を考えるには、その前に人間個体の違いを理解することが必要です。
イモ類しか食べないのに筋肉が発達しているアフリカの一民族の方々。
異常な大食をしても太らない方々。
筋力トレーニング経験が無くてもパワーが強くて筋肉が大きい人。その反対の人。
また同一人物でも年齢により体力やその他により変化が起こります。
トレーニングの目的が違うと、トレーニング法も違ってくるのは当然ですね。
これは細かく説明しなくても分ると思います。
しかし同じ目的で同じトレーニングをしても、人によって効果の違いが出てくるのは何故か?
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具体的に説明します。
ベンチプレスをAさんとBさんの2人が実施するとします。
10回3セットをAさんは全力で終了。Bさんは余力を残して終了。
さてAさんとBさん、どちらの人の筋肉がより発達するでしょうか?
常識的に考えれば答えはАさんと思われるかも分りませんネ。
一般には筋肉を使い切ること(オールアウト)が大事であると言われますから。
この答えはこれだけでは分らない、というのが答えです。
なんだか意地悪な質問のようでスミマセン。(笑)
解説をします。何故なら・・・。
Aさんは自分の回復能力を知らずに筋肉疲労が抜ける前にあらたなトレーニングをしてしまっている可能性もあるからです。
この場合、慢性疲労の状態になり、筋肉の発達どころか運動をやめることにも繋がるかもしれません。
疲労回復は各人のホルモン、食事、休養などにより違いが生じてきます。
充分な食事は大事です。が、各人の消化能力吸収能力その他の違いにより食事の内容も他の人とは違いが出てきます。
また年齢により、回復能力は変化します。
筋肉の発達は、それを使い切るまでハードにする方が良いのか?
そして、どこまでが使い切ると言う状態なのか?
回復するための適度の刺激とは?
どこまでハードな筋力トレーニングをすれば良いのか?
これらは、その人の回復能力やその他の条件を絡み合わせて考えられなければならないのです。
と簡単な説明をしましたが、これらが身体の中で複雑に絡んだ結果が、身体に効果として表れてきます。
効果を先に決める(目的を決める)ことと、先に述べた各条件を考えて、トレーニングメニューをつくる必要があります。
それは当然、トレーニングの個別性と言う事に繋がるでしょう。
(SATO 2003-07-02)
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