■ 「ウエイトトレーニングを楽しむ」対談


      HOME対談の目次→武道・格闘技のためのトレーニング


武道・格闘技のためのトレーニング

新極真会 兵庫明石道場 兼光のぞみ師範
新極真会 兵庫明石道場:写真提供)

ポイント


【スポンサードリンク】



対談

(SATO) 最近は武道・格闘技ファンが多いようですね。
K-1」ブームのためでしょうか。
私はもともと「観る」より「する」ほうが好きだったのですが。
喜八さんはいかがですか?

(喜八) 私は武道や格闘技にはまったく暗いのです(汗)。自分でやったことはほとんどありません。中学・高校の体育で剣道を選択したくらいです。たまにテレビで格闘技の試合を観戦することはありますが、ファンというほどでもありません。

(SATO) そうですか。実際にすると痛いですからね(笑)。
一般ファンのように観戦しながら応援するだけでもストレス発散になりますから、それもよい方法です。
私もこの年齢になると応援する方が楽なようです。

しかし本音をいうと強い者に憧れます。
もともとはそのために私もウエイトトレーニング(筋力トレーニング)を始めたわけですから。
ウエイトトレーニングを使った武道のための強化方法を考えるのは大好きでした。

(喜八) 私がトレーニングをしているジムには武道・格闘技をしている方が何人も来ています。プロボクサー・フルコンタクト空手・総合格闘技の人たち。以前はレスリング・合気道・少林寺拳法の人も来ていました。彼ら・彼女らのトレーニング法を見るのは好きですね(笑)。

ところで SATO さんと武道の関係はどのようなものなのでしょう?

(SATO) 子供の頃から空手(伝統派)などの殴り合いの格闘技を習っていました。
(そのころ正しいトレーニング理論を知っていたらよかったのですが)
最近は格闘技者の人たちの筋力トレーニング指導も行なっております。

武道・格闘技といっても色々ありますので、今回は空手系で行きましょう。
「殴る」「蹴る」です。

最近は各団体の試合はクラス(体重)別式で行なわれることが多いですね。
昔はクラス別は少なく無差別方式がほとんどでした。
これは武道からスポーツへ移行したためでしょう。
体重別で戦うためには、同じ体重でパワーは強いか、または体重を増やす必要があります。

パワーや体重を増やすためにはボディビル方式(筋肉つくり)がよいですね。
ここでは基礎トレーニングから先の話ということで進んでいきます。

(喜八) ここで疑問があるのですが「武道・格闘技のための特殊なトレーニング法」というものがあるのでしょうか?

(SATO) 若い人から同じ質問のメールがよく来ます(笑)。
多くの人がなにか特別なトレーニング法があると思っているようです。
特別なトレーニングのことを考える前に、まず基礎的な体力をつけて欲しいですね。

(喜八) その「基礎的な体力」とは具体的にはどのくらいのレベルのことをいうのでしょうか?

(SATO) そうですね。具体的な例を挙げます。

これだけできれば充分という意味ではありません。 最低限でもこれくらいの体力ということですよ!
正直を言えばこれでも相当ゆるいですが(笑)。
やる気のある人はさらに色々と頑張ってください。

(喜八) 「最低限」ですか? 結構ハードルが高いように思うのですが・・・(汗)。

(SATO) あくまで武道・格闘技を目指している人のための目安です。
格闘技は基本的な体力がない方がやると危険です。
基礎体力つくりや健康管理が目的の人は無理をしないでください。

(喜八) 武道・格闘技のためのウエイトトレーニング法に関しては SATO さんの書いた「ハーフ&クォータ法=武道・格闘技のために」があります。興味をお持ちのかたはそちらを参照ください(別ウィンドウで開きます)。

ところで武道・格闘技をやっている人には、プッシュアップ(腕立て伏せ)やヒンズースクワットのような自分の体重を使ったトレーニング(自重トレーニング)を好む人が多いようです。また器具を使ったウエイトトレーニングと自重トレーニングを併用している人たちもいます。

体重を使った筋トレについて SATO さんはどう考えますか?

(SATO) 体重を利用した自重トレーニングも多くの利点があります。
いつでもどこでも運動ができます。
全身の協調運動も自重の方が行ないやすいでしょう。
全身協調運動をしながら筋持久力運動を兼ねるには最適でしょう。

各種スポーツにおいてパワーを短期間で養成したいという時には、フリーウエイトやマシンを使ったウエイトトレーニングが必要となってくるでしょう。

自重トレーニングでも方法によってはパワー増強が可能です。
ただ器具を使ったウエイトトレーニングの方が指導も実行も簡単明瞭です。
私の場合、筋肉に関する指導をウエイトトレーニング中心でやって来たため、この対談でもウエイトトレーニング中心の説明になってしまいます。

(喜八) つぎは有酸素運動の話題です。格闘技には筋トレだけでなく、ランニングなどの有酸素運動も必要になるかと思います。知り合いのプロボクサーの青年は毎日かなりの量のロードワークをこなしています。またフルコンタクト流派の空手家さんたちは山道をランニングするなどしているようです。

SATO さんはどうも有酸素運動は苦手のようですが(笑)、有酸素運動に関してはどう思われますか?

(SATO) 私は基本的にウエイトトレーニングに関して記事を書くことが多いのですが、格闘技の方には有酸素運動もお勧めします。
というより絶対的に必要です。

喜八さんが普段やっているようなウォーキングやジョギングよりもっとハードな有酸素運動が好ましいと思います。
例えば TV 番組「筋肉番付」のサスケのような、負荷を掛けながら数分間以上連続で動作をするものなどです。

30kg のダンベルを持って階段を走って時間を計る、なども相当スタミナがつくでしょうね。
ダンベルを持って階段の上り下りの時間は4分ほどを4セットくらいでよいです。
慣れるに従って階段の往復の回数は増えていく事になります。
4分間に何往復できるか?になります。

(喜八) 本格的な登山用のリュックサックにプレートを入れて階段を上り下りするというトレーニングはしたことがあります。リュックサックの底に発泡スチロールの箱を入れて、トップバランスになるようにするとやりやすいようです。

また20〜40kg の荷物を背負って山道をゆく「丹沢ボッカ駅伝競走大会」に2度参加したことがあります。

(SATO) ボッカ駅伝もよいですね! 40kg の部門だったら最高です(笑)。

当たり前のことですが、ウエイトトレーニングと有酸素運動だけでなく、それぞれの武道・格闘技の技術を練って練って鍛錬して欲しいと私は思います。
ただし格闘技術はセンスの部分が大きいですから、ここでは割愛させてください。

武道とスポーツの違いは、精神論の違いという人もいます。が私は難しいことは考えません(笑)。
一度の人生、ハードに楽しんで生きましょう!

(SATO、喜八 2004-09-04、改訂2007-05-01)

【スポンサードリンク】

武道格闘技・筋トレ用品販売

参考ページ


    << 腰痛や膝痛がある人のトレーニング  対談の目次  短時間トレーニング >> ↑ このページの一番上に戻る  


SATO e-mail: kinniku@mail6.alpha-net.ne.jp
喜八 e-mail: admin@kihachin.net