■ 「ウエイトトレーニングを楽しむ」対談


      HOME対談の目次→マッスルコントロール


マッスルコントロール

SATO

ポイント


【スポンサードリンク】



対談

(喜八)マッスルコントロールというとなんだか専門的で難しいという印象があります。筋肉隆々のボディビルダー専用のもので一般人には無縁という感じがするのです。そもそも「マッスルコントロールって何?」という人も少なくないでしょうし・・・。

(SATO)マッスルコントロールというと難しく聞こえますね。
筋肉の緊張と弛緩」といったら、やさしく聞こえ・・・ないですね(笑)。
「胸のピクピク」といったら理解しやすいかな?

胸のピクピクはアーノルド・シュワルツェネッガーが映画の中でやったので有名ですが、一般の人がシュワルツェネッガーの真似をするのは難しいです!
筋肉の絶対量が少ないからです。

胸に筋肉がまったくない人はいませんので、やってできないことはないのです!
問題は運動神経のありなしではなくて、実際にピクピクの練習をするかどうかです。
でも普通の人にとってはマッスルコントロールをすることの意義が分からないのでやらないですね(笑)。

(喜八)いかにも初心者風の質問で恐縮なのですが、マッスルコントロールだけを行なって、ボディビルダーのような筋肉マンになることは可能なのでしょうか?

(SATO)マッスルコントロールだけでどこまで筋肉がつくか?これが問題だ!(笑)
ボディビルコンテストに出場して入賞を狙えるほどには筋肉は大きくならない!と思います。

おそらく水泳選手並みの筋肉にはなれるでしょう(一般の人にとって憧れの身体かな?)
もちろん、そこまで行くには相当な努力を要します。
マッスルコントロールだけで水泳選手並みの身体をつくるには、毎日1時間くらい鏡の前で練習する必要があると思います。

【スポンサードリンク】

ダンベル・バーベル・筋トレ器具

(喜八)それでは「初心者でも簡単に体験できるマッスルコントロール法」をお聞きしたいと思います。ビギナーでも簡単に行なうことができて「なるほどこれがマッスルコントロールか!」と納得できるような都合のよい方法なんてのはあるでしょうか?

(SATO) そうですね。まずはマッスルコントロールを体験したほうが理解は速いですね。
ボディビルダー以外の人でも簡単にできる部位で説明しましょう。

その部位はお尻です!
電車の中で大便を我慢するときに、お尻に力を入れるでしょう。
あの要領です(笑)。

まず足を揃えて立ちます。
そして大便を我慢するときのようにお尻に力を入れます。
キュッと力が入りましたね。
そしてお尻の力を抜きます。
これを繰り返します。

第三者から見るとお尻がピクピクと動いて・・・、これがマッスルコントロールです。
ネッ簡単でしょう!

(喜八)お尻、つまり大臀筋のマッスルコントロールですね。これは意外なことを聞きました。

たしかに SATO さんのいわれるように大臀筋は動かしやすいように思います。ただし人前で行なうのはちょっと恥ずかしいという人もいるのではないでしょうか? とくに女性は・・・(笑)。

(SATO)エッ、お尻は恥ずかしい?
それでは太もも前面の筋肉(大腿四頭筋)のマッスルコントロール簡単バージョンで行きましょう!

小学校の授業を思い出してください。
「起立 → 気をつけ → 礼 → 着席」という順番でしたね。
その中の「気をつけ」の姿勢を使います。

まず足を揃えて立ちます。
その次に太もも前面の筋肉(大腿四頭筋)に力を入れて「気をつけ!」をしましょう。
足に力が入り筋肉が硬くなったでしょう。
お尻のときとおなじように力を抜きます。
これを数回繰り返すと・・・足がピクピク状態に見えます(笑)。
簡単でしょう?

いかがでしょう? 初心者向けマッスルコントロールです。
お尻と足の筋肉は大きいので、ボディビルダー以外の人でも練習次第で上手くなると思います。

(喜八)次はマッスルコントロールを実際に行なうときの注意点などをお聞きします。

マッスルコントロール・トレーニングはどれくらいの量をやればいいのでしょうか?
1回に何分くらいやればいいのでしょうか?
またセット数はどれくらいがいいのでしょうか?

(SATO) ひとつひとつのマッスルコントロールは30秒間は続けて欲しいです。
1〜2分休んで3セットはしましょう。やる気のある人はもっと多くてもよいです。
ウエイトトレーニングと違い、マッスルコントロールでは故障の可能性が少ないので、少しは無理してもよいですよ(笑)。

(喜八) なぜマッスルコントロールでは無理をしてもいいのでしょうか?
SATO さんはこの対談でも「無理はいけない」と繰り返してきたと思いますが・・・。

(SATO) マッスルコントロールではウエイトを使わないので、オーバートレーニングになったとしても、自然に回復しているからです。
ウエイトを使用してオーバートレーニングになった場合、まだ回復していない状態で同負荷のトレーニングを続けると、筋肉がさらにオーバートレーニングになり修復不可能な状態になります。
が、マッスルコントロールは負荷が筋肉に合わせ変化します。
本人は同じように力を入れているつもりでも、筋肉は現在の状態で最高の力しか出さないからです。

(喜八) つぎは「いつどこで行なえばいいのか?」という問題です。やはりジムに行ってやったほうがいいのでしょうか?

(SATO) 健康管理・シェイプアップ・スポーツ競技力向上を目的とするなら、どこでもいつでもできます。
空いた時間を利用しますので、それほど時間や場所は気にしなくてもよいですね。
マッスルコントロールはどこでもできるのがよいですね。
電車の中や、勤務中の空いた時間を有効に使えます。
いつでも、どこでもできますから時間のない方にうってつけです。

(喜八) ボディビルダーのように鏡に映った自分を見ながらやるのは効果的でしょうか?

(SATO) 全身が見える鏡があるならマッスルコントロールの理解も早くできるでしょう!
動かせたい部分が動く! 最初は少しだけピクピク、慣れてくると大きくピクピク!
ピクピクをユックリ強く! ピ ク ピ ク
さらに進化して力を入れ緊張を長〜くすることで、マッスルコントロール・トレーニングのできあがり!

(喜八)マッスルコントロールを行なっている間の「呼吸」はどのようにしたらよいのでしょうか?

(SATO) 呼吸は普通にしましょう! って最初はなかなかできないと思います。
奥歯をかみ締めないように注意して、少し力んでもよいです。
そのうち筋肉のみに意識がいくようになるでしょう! なるようにしましょう!(笑)

マッスルコントロールの際、気をつけねばならないのは息を止めて力まないことです。
奥歯を噛み締めないで、首に力を入れましょう。
空手の息吹の要領です(お腹に力を入れ、息を少しだけ吐ける状態)。

(喜八) ところでマッスルコントロールと普通のウエイトトレーニング(筋力トレーニング)をうまく組み合わせて行なえば、より効率的なトレーニングが可能ではないか? というような気がします。

SATO さんがよくいう「筋肉を意識する」ということも、普段の生活の中でマッスルコントロールをやることで上手くなるのではないでしょうか?

(SATO) 筋肥大の効果を得るためには、実際にウエイトトレーニングをすることが第一です。
でも、マッスルコントロールとウエイトトレーニングを併用することで、無理な重量を使用せずに効果を得ることができるでしょう!
筋肉に意識を集中しろ!という意味でもあります。
私はコンテスト出場のために、この方法を取り入れています。
若いときの無理が祟り、高重量でのトレーニングはできなくなっていますからね。

(喜八) マッスルコントロールがどう役立つかを私なりに考えてみると、たとえば高齢者がウエイトトレーニングを行なう場合などが思い浮かびます。バーベルやマシンを使った筋力トレーニングには二の足を踏む高齢者でもマッスルコントロールならやってみるという気になるかもしれません。

(SATO) 高齢者にウエイトトレーニング指導をするときは「故障のリスクが高い」ということを理解する必要があります。
若い人が対象のときと同じような指導をするのは危険ですね。

高齢者のトレーニングにはマッスルコントロールをお勧めします。
高齢者にはウエイトを使用することにためらいがある人も多いのですからね。
効果がでるのはウエイトトレーニングの方が早いでしょうが、ウエイトトレーニングをしないのならマッスルコントロールを!です。

(喜八)高齢者といえば「腰痛」や「膝痛」などに苦しんでいる人は少なくないですね。マッスルコントロールで腰痛や膝痛を予防することはできるのでしょうか?

(SATO) マッスルコントロールは関節部分に加重がかからないので、腰痛や膝痛の方にとって安全なトレーニング法でしょう!
効果が現れるまでは時間がかかりますが、リスクが少ないことを考えるとお勧めします。
もちろん、予防トレーニングとしても十分役割が果たせます。

(喜八) 多くの人が興味をもつ「ダイエット(減量)」について質問します。ずばりマッスルコントロールでダイエットは可能でしょうか?

(SATO) 筋肉がつくということは、身体の基礎代謝も上がることになります。
そうです!女性には嬉しいシェイプアップに繋がるのです。
もちろん、バストアップ、ヒップアップもです。

食事制限だけの減量では、いつまでも脂肪を落とせず、最後は身体を壊してしまう可能性が高いのです。
それを防ぐためにも筋肉をつける必要があります。
筋肉があると脂肪も減らしやすくなります。

(喜八)マッスルコントロールを行なうことで多くの効果を得ることできるわけですね。個人的にはウエイトトレーニングとの併用に興味があります。今後いろいろと試してみようと思います。

(SATO、喜八 2004-05-03、改訂2007-04-21)

【スポンサードリンク】

関連ページ


    << 筋肉を意識する  対談の目次  フレンチプレス >> ↑ このページの一番上に戻る  


SATO e-mail: kinniku@mail6.alpha-net.ne.jp
喜八 e-mail: admin@kihachin.net