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SATO式ダイエット(5)

SATO(ボディビル・コンテスト出場)

ポイント

(SATO)私はボディービル・コンテストに出場するようになって、体重とともに見た目を重要視しています。
たとえ体重・身長は同じであっても、体脂肪量の違いにより見た目がまったく異なってきます。
服を着た時も、脱いだ時も!


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対談

(喜八)現在、日本の女性たちを見ていると「とにかく痩せればいい」「細ければ細いほどいい」というような風潮を強く感じます。これに対して私は大いに疑問(あるいは不安)を覚えています。すでに充分に細いのに更に痩せたがるというのは不健康ではないか? と思えるからです。

そこで SATO さんの見解をお聞きします。
非常に単純な質問です。
「痩せる=美」なのでしょうか?

(SATO)個人的にはヌードになった時、ふくよかなバストや細いウエスト、大き過ぎない程度に大きいお尻が女性の美しさだと思います。
痩せているだけでは感動しません。

ただし、常識は多数が決めるものですから、現代では「痩せることは美である!」かな?
大多数が「痩せる=美」であると思っているなら、仕方なく美と認めます。

でも本当に多くの人は痩せている女性を見て感動するのでしょうか?
もしかすると、服を着た状態では細く見え、ヌードになった時にはグラマラスな方が良いと思っているのではないでしょうか?
それなら理解できます。

テレビや雑誌などのメディアは服を着た時の美しさを宣伝して商品購買意欲を高めています。
ヌードを宣伝しても儲かりません!から(笑)。

もちろん、極度の痩せすぎは健康に悪いです。
体脂肪の存在により身体は病気などから防衛されています。
これは誰でも知っていることだと思います。
しかし、健康な時にも体脂肪の有り難味を考える人はほとんどいないでしょう。

(喜八)「痩せる=美」なのかどうか? これは考え始めると、けっして簡単な問題ではないということに気づきます。ここでは「痩せた女性が美しい」という美意識は人間社会において決して普遍のものではないということのみを指摘しておきます。

さて、ダイエット(減量)において目安をどこに定めるのか? これが問題です。一般的に「とにかく体重を減らしたい」という方は少なくないようです。ダイエット(減量)というと、多くの場合「体重減」と同義になっているようにも思えます。その点に疑問があります。はたして「体重」は正しい目安なのでしょうか?

(SATO)たとえば身長160cm の女性が体重40kg を目安にするのは健康的ではない可能性が高いですね。
おそらく「痩せすぎ」ということになるでしょう。

身長から健康的な体重を割り出す計算式は「BMI」等いろいろとあります。
しかし、それらは平均的な数字です。
実際にはそれぞれの骨格の太さや筋肉量の違いなどにより「適正な体重」にも大きな個人差があります。

私を含めて多くのボディビルダーは定期健康診断で太りすぎ(体重過多)と判断されてしまいます。
私の身長は169cm で体重は75kg です。
でも医者以外の人から「太っている」と言われることはありません。
もし私が健康診断時に示された ”理想体重” になったなら、ガリガリで不健康状態になります(笑)。

(喜八)ダイエットにおいて体重のみを目安にするのはあまり合理的ではないということですね。となると何を目安にすればよいのでしょうか?

(SATO)私はボディービル・コンテストに出場するようになって、体重とともに見た目を重要視しています。
たとえ体重・身長は同じであっても、体脂肪量の違いにより見た目がまったく異なってきます。
服を着た時も、脱いだ時も!

一般に体脂肪が少なくて筋肉量の多い人、つまりボディビルダーなどは服を着たとき細く見えることが多いようです(皆が皆そうだというのではありません)。
でも服を脱ぐと筋肉モリモリです。
逆に体脂肪が多くて筋肉量が少ない人は着衣でも裸でも格好よくは見えないでしょう。

一般の方は男女ともに体脂肪を減らすことで鏡に映る自分の身体に納得できるようになると思います。
体脂肪が減ったかどうか自分で判断するには鏡を使いましょう。
全身が映るサイズの鏡で身体を見ていると、体重ではなく体脂肪が自分の理想の邪魔者だと気がつくでしょう!

もし体重のみを目安にして極端な減量を行なうと、体脂肪は減らず、筋肉がドンドン減ります。
そのため何時まで経っても自分の身体に納得できずに減量を続けることになります。
そして生命に係わるような事態となることもあるのです!

(喜八)私はごく最近になって拒食症(摂食障害)とダイエットの関係に気づきました。ダイエットを真面目に頑張りすぎたことが拒食症を招いたというケースは少なくないのですね。
当サイト内にも SATO さんがリハビリテーションのお仕事で接した拒食症(摂食障害)の患者さんに関する記事があります。

(SATO)上の記事でも書きましたが、ダイエット(減量)はときに命に係わるほど危険であることをダイエットをする総ての人に認識していただきたいと思っています。
健康的なダイエット」「人生を楽しむためのダイエット」を目標にしましょう!
(私が担当した拒食症の女性のためにも・・・)

(SATO、喜八 2005-11-20)

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参考ページ


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喜八 e-mail: admin@kihachin.net