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(喜八)SATO さん、今日はチューブトレーニングについて質問させてください。
チューブトレーニングの長所は何でしょうか?
ほかのトレーニング法に比べて「ここがいい!」という点があったら教えてください。
(SATO)チューブトレーニングは何時でもどこでも簡単にできますね。
ハードなトレーニングが苦手な方もこれなら無理なくできます。
器具の持ち運びも簡単で、仕事の昼休みや出張先でもトレーニングが継続できます。
健康管理の方はもちろん、アスリートの方も競技中の体力維持にもってこいです。
それとゴムチューブは「終動負荷運動」をやりたいときに適したトレーニング器具でもあります。
(喜八)「終動負荷」ですか? ちょっと難しそうですね。
ちなみに小山裕史(こやまやすし、1956-)さんの「初動負荷理論」に関する文章を読んだことはあります。正直なところよく分かりませんでした(汗)。
「終動負荷」とは「初動負荷」の逆でしょうか?
(SATO)ゴムチューブを引っ張れば、最大限に伸びきったところで最大負荷がかかりますね。
これが「終動負荷」です。
要するに動作の最後にもっとも大きな負荷がかかるのが「終動負荷」なのです。
「初動負荷」は逆に動作の最初に最大負荷がかかります。
初動負荷トレーニングでは動き始めの段階(初動)を重視するのが特徴です。
小山理論について私は詳しく知りませんので解説は割愛させていただきます(笑)。
(喜八)「初動負荷」と「終動負荷」。どのように使い分ければいいのでしょうか?
(SATO)「初動負荷」は動作の最初にインパクトが必要な競技に適しているでしょう。
例えば陸上競技の短距離走などです。
「終動負荷」は動作の最後にインパクトが必要な競技。
例えば陸上競技の砲丸投げなどです。
ただし「初動」あるいは「終動」だけが必要な種目は少ないでしょう。
初動があっての終動ですから。
現実的には多くの競技で「初動」「終動」両方のパワーが必要となります。
そのため競技力を向上させるには「初動負荷」「終動負荷」両方の運動を合わせて行なうのがより効果的だと思います。
終動負荷の必要な競技選手の場合も初動負荷トレーニングが必要な場合があり、逆に初動負荷の必要な競技でも終動負荷トレーニングが必要な場合があるでしょう。
「終動負荷トレーニング」と「初動負荷トレーニング」。
ともに基本的には「筋肥大」よりは「瞬発力アップ」をメインに考えていると思います。
必要最小限度のトレーニングで必要最大なパワーをつけるための方法だと私はとらえています。
ただし初心者が「終動負荷」「初動負荷」ばかりをうんぬんするのは考え物です。
それより先にフリーウエイトなどの基本的なトレーニング(等速性運動)で基礎体力をつけておく必要はあると思います。
(喜八)「終動負荷」「初動負荷」「等速性」。それぞれのトレーニングを合わせて行なうと効率的ということでしょうか。
たしかに個人的にもチューブトレーニングを続けて行なった後はむしょうにフリーウエイトがやりたくなることがあります。身体が変化を求めているのかも? という感じはあります。
(SATO)突然ですが、ひとつ標語を思いつきました。
「トレーニングの時間がないと言い訳するなら、いつも身近にチューブを!」
(喜八)うぅむ、耳が痛い(笑)。
(SATO、喜八 2006-02-18、改訂2007-05-06)
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